なぜ自治体が楽しくなくなったのか

シェアハウスと民泊の違いは? そもそもシェアハウスとは?シェアハウスを民泊へ転用する際の注意点は?

シェア(share)するとは、ここでは持ち分を持つとか、他者と共有するといった意味ですが、シェアハウスについては、まだ法律上に明確な定義規定はありません。しかし、世間一般的にはシェア(share)ハウスとは、居間や台所、浴室などを共有しつつ、各住人の個室は単独専用とする共同生活の形式を言います。

　シェアハウスなるものが出てきた背景には、都心部の賃料が高額すぎるため、その負担を減らそうと部屋数の多いマンションあるいは一戸建てを、節約目的で複数人で賃借する形態が流行ったことにあるようです。

　ただ、現時点において国土交通省は通知により、シェアハウスを法令上寄宿舎として 取り扱うことを明確にしています。
寄宿舎とは、1つの建物を複数世帯向けの複数の住戸として利用し、複数住戸で台所、浴室、便所等の設備を共用するものをいいます。
寄宿舎は共同住宅とも異なります。

共同住宅とは、1つの建物を複数世帯向けの複数の住戸として利用し、共用部分（共用廊下や共用階段）を有する点では寄宿舎と同じですが、住戸ごとに台所、浴室、便所等の設備を有する点で寄宿舎とは異なります。

　つまり、シェアハウスとは寄宿舎のことなのです。その意味においては宿泊施設の概念は入っていません。

　以上を踏まえてもう一度シェアハウスと民泊の違いを考えてみます。

やはり、シェアハウスと民泊の大きな違いは、シェアハウスは住居であり、民泊は宿泊施設であるという点でしょう。

その契約形態もシェアハウスは借家契約であり、民泊は宿泊契約が通常です。

ただ、現実には住居型シェアハウスと、民泊型シェアハウスなるものがあり、前者は都会に住む若者や中長期在留外国人等に、後者は観光客、旅行者等に多く利用されているようです。

問題はここからです。

住居型シェアハウスだとすれば、借地借家法の適用が問題となり、民泊型シェアハウスだとすれば、旅館業法の適用が問題となります。

そして、寄宿舎は特殊建築物なので、その用途に供する部分の床面積の合計が100㎡を超える場合、建築基準法上、用途変更の建築確認が必要となります。

都市計画法上の用途制限も問題になりますし、消防法上の規制も厳しくなります。自治体の条例による規制にも注意しなければなりません。

いずれにしろ、寄宿舎であるシェアハウスはいろいろな法の要件をクリアしなければなりません。こういった法の要件を満たさないシェアハウスは、メディアの言葉を借りるならば、いわゆる「脱法ハウス」ということになります。

実際、現実問題として、例えばそれが住居型シェアハウスだとすると、借地借家法の厳しい法規制の適用を逃れるため、マンスリー・マンション　(借家)　契約などの一時使用目的の定期借家契約で締結されるのが通常でしょう。

また、民泊型シェアハウスだとすると、それは宿泊施設ですから、旅館業法上の許可を受けるか、特区民泊の認定を受けるか、住宅宿泊事業法上の届出をする必要がありますが、そういった許可や届出をしないまま営業しているケースが多いようです。

Googleで、「シェアハウス　脱法」のワードで検索すると、多くの脱法事例、事件がでてきますね。

現在、「シェアハウス」なるものに居住されている方、ご自分のシェアハウスを今一度上記の観点からチェックしてみたらいかがでしょうか。

もう、ドキドキしますよね、このサイドシルエット。

厚い本を見ると興奮してくるっていうのは、資格受験生あるあるですよね（たぶん）

正面から行きますね↓

　8月7日の記者会見にて、『平成30年度全国学力・学習調査(全国学力テスト)』の結果を公表しました。

　全国学力テストは、毎年度、小学校6年生(国語A,B、算数A,B、理科〔3年に一度〕)、中学3年生(国語A,B、数学A,B、理科〔3年に一度〕)を対象に行われ、全国、三重県、四日市市のそれぞれの結果が公表されます。

　今年度は3年に一度の理科もテスト科目に含まれ、小学6年生、中学3年生合わせて3教科10科目の調査が実施されました。

　その結果、四日市市としては初めて、3教科10科目の全ての科目において「全国平均を超える又は同等」という結果になりました。

　全国学力テストの結果は、各教科の平均正答率で公表されます。

　ただし、全国の平均正答率は小数第一位まで公表されますが、文部科学省は「微小な差異は点数的に学力の違いを示すものではない」という理由から、平成29年度より各自治体には小数点以下は四捨五入し整数の値でしか通知されていません。

　従って、平均正答率では四日市市と全国の結果を精緻に比較出来ません。

　一方で、各教科平均正答数という指標もあり、文部科学省はこの平均正答数については全国は勿論、三重県、四日市市を含む全ての自治体において小数第1位まで結果を公表しています。

　この平均正答数をみると、小数第一位までの数値ですが、四日市市は全教科において、全国以上、三重県を超える結果となっています。

　以前の全国学力テストの結果は、全国≧四日市市＞三重県という傾向にありましたが、今年度は四日市市≧全国＞三重県という結果になりました。

　三重県の中においては四日市市の成績は極めて高く、三重県平均を押し上げるポジションとなっています。

　近年、四日市市の学力が確実に向上しているという事が明らかになった結果でした。

　『教育するなら四日市』を目指し、これからも各種取り組みを積極的に進めていきます。