受験についてチェックしておきたい5つのTips

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多くの中学受験生が、今回のタイトルのように

「中高一貫校に進学すれば高校受験がないから好きなことに打ち込める」

と、周囲から言われて受験を頑張っている姿を見てきました。

困ったことに、一部の男子は、上記の言葉を

「中高一貫校に進学すればもう勉強しなくていい」

「中高一貫校に進学すれば遊べる」

と脳内で変換するケースがありそれを信じて頑張ります。

しかし、中高一貫の進学校の場合、入学後に勉強しないで遊んでしまったら大変なことになります

まだ幼さの残る11歳、12歳の子どもですから、どのような大変なことが起こるか、なんて想像することができません。

我が子も脳内変換してしまった幼い男子の一人でした

中学受験の当日、受験会場前には中高一貫校向けの塾関係者がズラリと並んでいて、持ちきれないくらいの膨大な塾のパンフレットが配られます。

断ろうにも、人混みを抜けるのが大変なくらいです。

配布された塾のパンフレットを拝見すると、受験する学校の先輩方の合格体験記💮が掲載されていて、「中学一年生から通っていました」というような文言が多数並んでいます。

塾も商売ですから、早くから入って欲しくてそういったお子さまを選んでいるということもあるのかもしれませんが、あながち大袈裟な話ではないのです。

以前に記事に書いたような気もしますが、中高一貫校向けの塾の中には、途中からの入塾がかなり難しいタイプの所がございます。

御三家中のお子さまでも、入塾テストでかなり落ちる、入塾してもついていけなくなる。こういう塾が存在します。

そのため、中学受験が終わると同時にヨーイドンで一斉に入塾、競争がスタートするわけです。

「面倒見がよく、塾いらず」が売りの学校もあるかと思います。

しかし、こういった学校はコース分けされているケースが多く、コースを上げたい、維持したい等、学校内部のテスト成績が大事になってきますので、「◯◯中学専門」というような学内テスト対策をしてくださる個別塾に多くの方が通っていたりすることを耳にします。

塾に入ればいい、というお話がしたかったのではなく、そういった意識だけでも持たなければならなかったのではないか…ということを感じたので、一例として書きました。

中高一貫校は高校受験がないので大学受験が目標となり、6年後に向かって走り出します。

それには、スタートダッシュは必要でした💦

入学時には同じくらいの成績だったはずなのに…💧どんなに優秀なマラソン選手であっても周回遅れになってしまったらもう集団に追いつくことはできないでしょう。

中学3年生を目の前にして深海に沈んだままの仲間たちは、この辺りから現実を直視せざるを得なくなるのです。

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