受験を見ていたら気分が悪くなってきた
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簿記のセンスがないと考えている私は、日商簿記3級取得に
実質8年かかり、現在2級を勉強していますが、先日の試験
(149回)は、準備不足ながら受験したものの、予想通りの
ハズレ回で、脳トレさながらの初見の問題もあって不合格
を覚悟して試験場をあとにしたのでした。
日商簿記の2級は、就職などでも履歴書の保有資格として
確実に書ける資格であるため、その需要もかなり高い資格
ですが、近年は試験範囲が変わり、より実務を意識した内容
に変わってきたといえます。そのうえで、以前から指摘されて
いることに時々問題が難しくなり、難度が高くなる「ハズレ」
があるということです。
日商簿記2級などでは、せっかく真面目に勉強したにもかか
わらず、初見の変な問題や、ひっかけなどに惑わされて
不合格になるケースが後を絶ちません。それでも、日商1級
や税理士、会計士などを目指す場合は、意識を上げて、
多少ひねりが入っても、できないといけない内容であることが
多いと思います。
簿記の資格は、日本商工会議所が主催するものだけでは
ありません。全国経理教育協会が実施する「全経簿記」は、
種目によっては年4回もやってくれます。日商簿記2級と
おおむね同等の難易度である全経1級と日商2級を合わせて
取得するケースも確かにあるようです。日商簿記1級は
合格すると税理士の受験資格が手に入ることで知られて
いますが、全経の上級でも同様に合格すると税理士の
受験資格が手に入ります。
簿記でも、建設業に特化した内容の建設業経理士という
資格もあります。建設業経理士2級は、日商2級不合格の
直後に受験して合格したことがあります。簿記会計の試験は
複数の団体が主催しており、基本ができていれば、同じような
難易度のものを複数受験できる魅力もあります。