受験百年、貯めたっていい。

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受験はなぜフランス人に人気なのか

幸太郎さんはぷう助にたいして
実はずっと遠慮していたことを
教えてくれる。

本当はもっと外へ連れて
いきたかったけど、
どんな酷い父親でも
実父が１番だろうから
自分がでしゃばっては
いけないと思っていたという。

でも、これからは
ぷう助と遠慮なく
いろんな所へいったり
教えたりしたいけど
母である私の許可を
出してもらえるかと聞いて
くれた。

ぷう助は、このことを何も
知らないし、今まで通りの
なかで幸太郎さんと
もっと過ごせるように
なるのは嬉しい事。
ありがたい気持ちを受け取る。

話し合いでお昼が
すぎてしまい
ナポリタンが作れたらと
思ったけど、
玉ねぎと冷凍コーン、
ソーセージが２本しかない。

「ま、いいか」

軽く幸太郎さんに確認する。

深海で話し合い、
やっと地上にでられたような
気分だった。

お互いにいつもの
関係に戻そうと
意識する思いも強く、
最初はテンションに
違和感がある会話だったけど
普段を意識して
話しているうちに
ゆっくりなじんでいく。

お皿に玉ねぎだらけ
のナポリタン、その頂上に
タコ型にしたソーセージを
のせる。　

「そういえば前に
　あんこう鍋やるから来てって
　まぁみさんがぷう助からのメッセージを
　lineしてくれたよね。
　子供があんこう鍋
　って面白いなと思ったんだよ」

「なんでだろうね。
　そうそうあの時、幸太郎さんからの
　返信を教えてあげたら、
　ぷう助が急に喜んだけど、あれに
　書いてあったぷう助との
　約束ってなに？」

幸太郎さん笑ってくれる。
部屋にまだ残っている重い
空気をすべて消し去りたくて
私も大きく笑う。

「あれは靴下をあげる
　約束をしたんだよ。
　俺、受験生の時に勝負靴下って
　いうのがあってそれをはくと
　模試の成績がよかったりして
　なにかとしらその靴下を

　はくと成功するんだ」

「面白いね、その時から
　はいているやつなの？
　ゴムがのびたりしないの？」

「デロデロだよ。
　前にぷう助が宿題をごまかしたことが
　あったじゃん。あの日
　将来の事で話し合ったんだ。
　ぷう助は海外へ
　行きたがってるでしょ」

「そうだったね」

「ぷう助が大学に行って
　留学するためには、限られた
　チケットを勉強して

　勝ち取らなきゃいけない。

　それで昔の俺の話をした時に

　靴下のことも教えたんだ。

　そうしたらがんばるから

　テストの時にはきたいって」

まだ足のサイズだって
あわないのにとか、色々
いいたくなったと同時に
幸太郎さんとは、いつまでも
こうやって笑うことばかりで
いたいなと思った。

「そんな大事な
　靴下をいただける
　なんて、ありがたい」

「子供たちの受験の日に
　はいて無事に終わったら、
　あげようと思ったんだけど
　まぁみさんになん言おうかと
　思ってて」

「なんで？」

「そのさ、まぁ
　その片思いをしている人の
　大事な息子に洗濯は
　ちゃんとしてるとはいえ、
　デロデロの靴下あげたら
　嫌われるでしょ。
　靴下で片思いが終わったら
　俺バカじゃん」

楽しい会話を増やしながら

昼食を終える。

それぞれのやることも

たくさんあり、その後すぐに

お礼を言い合い

お別れをした。

※過去にさかのぼった話です。

※現在も私と子供は幸せに暮らしています。

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初心者による初心者のための受験入門

昨日の夜、大学生の子供が帰ってきました

忙しいようでなかなか戻れませんが、、、

素直に嬉しいです

子育て中は習い事や

中学受験、大学受験色々忙しかったけど

楽しいこともたくさんありました

まだまだこれからも楽しませてもらいます

アンドリューのエッグタルト

一緒にお茶しました☕️