みんな大好き受験

です。 

今日もご訪問ありがとうございます。

結の飛鳥旅レポです。

で、ご一緒させて頂きました
弘美さんとの
藤原京と天の香久山ツアーの続きです。

さてランチ後は
いよいよこのツアーの山場
天香久山へ向かいました。

弘美さんの電車の時間が
迫っていたため
急いで登ります。

すると
先ほど雨に煙っていた
天香久山周辺は
明るく陽がさしてきました。

頂上までさほど時間はかからない
小さなお山なのですが

私にとってもここは
特別な場所です。

登りながら
私は弘美さんに
多分こう言っていました。
「共にこうして登った…

多分、というのは
護符作成の時もそうですが

その時間が終わると
時空を超え

だからその時瞬間的に呟いたこと
思い浮かんだことを
覚えていないのです。
記憶喪失のように

あれ？そんなこと言った？

というのが殆どです。

覚えているのは
こうして二人でいつかこの山に
登ったこと

その時に笑いあった
明るく楽しい記憶がここに残っています。

弘美さんと頂上からの景色を
清々しい思いで
ただ見つめて

弘美さんは
微笑んで

国常立神社に手を合わせ

急ぎ
天の香久山神社に下りていきました。

私はそんな弘美さんの姿を
追って下っていったのですが

それがまた何とも不思議な感覚。

彼女の山を下ってゆく後姿が
何とも軽やかで

これが
はじめての天香久山とは
到底思えないのです。

その一歩一歩は
いつかの続きのように。

そしてそのゴールは
天香久山神社です。

二人を出迎えて下さる
光の道は
あたたかく

弘美さんはじっと手を合わせました。

その後彼女が
電車の時間にちょうど間に合い

私は駅で見送ったわけですが

ここが

この旅が

彼女にとって
新たな人生の始まりだったのだと

飛鳥は

彼女にとっての
はじまりの地であったのだ

と彼女を見送った後
また飛鳥の地を車で走りながら

懐かしい思いで
帰途についたのでした。

あれからしばらく時が経ちましたが