受験 あんしんを羽ばたく力に
崖の上の受験
年が明けて、
母が癌の後遺症で
定期的に通院している
病院をかえ、新しい病院へ
いくため私も休みをとり
一緒にいった。
母が癌の後遺症で
定期的に通院している
病院をかえ、新しい病院へ
いくため私も休みをとり
一緒にいった。
その帰りに定食屋さんへ行く。
母の会話は、これでもかって
ほどに、ぷう助と実家へ遊びに来る
みんなのこと。
母の会話は、これでもかって
ほどに、ぷう助と実家へ遊びに来る
みんなのこと。
バックパッカーになって
うちにこない人、
うちにこない人、
彼女とトラブルになってピンチ
な人、
出産して1年ぶりに
可愛い子供を連れて
きてくれた人。
出産して1年ぶりに
可愛い子供を連れて
きてくれた人。
その中に幸太郎さんの
話もある。
話もある。
私はあの日から、幸太郎さんと
連絡をとっていない。
この関係が普段通りだから
いいのだけど、名前を聞けば
まだ色々な思いがこみ上げる。
連絡をとっていない。
この関係が普段通りだから
いいのだけど、名前を聞けば
まだ色々な思いがこみ上げる。
「幸太郎君って週末だけ
塾の先やってるんだって。
だからぷう助に教える
のうまかったのよ~」
塾の先やってるんだって。
だからぷう助に教える
のうまかったのよ~」
「そっか」
「しばらくこなかったんだけど
この前の日曜日
久しぶりにきたのよ。
日曜日でいつものメンバーが
ほとんど
帰っちゃってたから
3人ぐらいしかいなかった
んだけどね」
この前の日曜日
久しぶりにきたのよ。
日曜日でいつものメンバーが
ほとんど
帰っちゃってたから
3人ぐらいしかいなかった
んだけどね」
「元気みたいでよかった」
「それがね、楽しくって。
ご飯を食べながら
『まだ勉強するのか!』
っていじられてて。
受験生の進路が無事にきまって
終わりだと思ったら
今度はカバンに、何とか法とか
あの…あれ…、六法全書の何とかとか、
法律の本が何冊もはいってるんだって。
次は法律家になるのかしら?」
ご飯を食べながら
『まだ勉強するのか!』
っていじられてて。
受験生の進路が無事にきまって
終わりだと思ったら
今度はカバンに、何とか法とか
あの…あれ…、六法全書の何とかとか、
法律の本が何冊もはいってるんだって。
次は法律家になるのかしら?」
幸太郎さんの勤め先には
法律を扱う業務がある。
法律を扱う業務がある。
この業務の人たちは
それぞれの資格をもっ
いて、その分手当がでる。
それぞれの資格をもっ
いて、その分手当がでる。
多分、お給料をあげるため。
幸太郎さんは
あの時に話した
「自分に出来る事」を
実行しているのだと思った。
あの時に話した
「自分に出来る事」を
実行しているのだと思った。
私もやろうと思っている
ことがある。
けれど、それはまだ
モヤモヤとしていて
形にするには
どうしたらいいのかわからない。
自分の中からそれを
だす方法を探そうと思う。
※過去にさかのぼった記録です。
※現在も、私たちは幸せに暮らしています。
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