方言で格好よく!
少し前の話ですが、秋田旅行をしてきました~!!!
東北にやって来て、初めてのゴールデンウイーク。
せっかく岩手県にまで来たのだから、他の色んな県にも行ってみないとなぁ~。
そんな風に考えていたところ、
支援センターで秋田出身のママさんにお会いしました!!!
一関市には、東北の色んな所から来られたママさんが沢山いるので、
オススメ場所を色々教えてもらえてありがたいのです♪
聞いたところ、秋田は角館(かくのだて)という桜の名所があって、
それはとてもとても素晴らしいのだとか。
というわけで、今回の旅行ルートはこんな感じ。
まずは角館の街並みを楽しみ、そのあと横手市のテーマパークで遊ぶことに♪
さあ、ではいよいよ秋田に出発!!!
角館の桜よ、間に合っておくれ~!!!
二時間半かけて、角館に到着しました~。
おー!!なんと風情ある街並み。
ここ角館は「みちのくの小京都」と呼ばれており、
歴史ある武家屋敷と桜並木がズラリと立ち並んでいるのです。
建物の黒と、桜のピンクと緑のコントラストが、本当に見事!!
残念ながらほとんどが葉桜になっていましたが、
中にはすごい迫力で垂れ下がっているしだれ桜も。
そして、歩く度に舞い上がる桜吹雪!!!
雨でもない、雪でもない、これは初めて経験する桜の舞!!!!
その瞬間、歩き出していた足がピタッと止まり・・・
食べる。
・・・
・・・
お約束か(汗)!!!!
そして少し歩くと、こんな派手なパラソルのおばちゃんに出会いました。
見ると、「秋田名物 ババヘラアイス」と書いてある。
ババヘラ・・・何かの方言なのかな???
よく見ると、いたるところでアイスを食べている人が。
なるほど、あれがババヘラアイスか~。
私もあとでゆっくり食べることにしよう♪
まずは散策散策~。
と思ったら、またいた!!ババヘラおばちゃん!!!
「あれ!?さっきの人と同じ人か!?」
と見まがうほどに、ほぼ同じ見た目のおばちゃん。
よく見るとあんなところにも。
この短い距離の間に、一体どれだけババヘラおばちゃんがいることか。
「そろそろかえ~?」「もうそろそろいらんかえ~?」
と言っているかのように、歩くたびに現れるババヘラおばちゃん。
というわけで、おひとつ頂いてみることに。
おばちゃんの巧みな技で、みるみるアイスが出来上がっていきます。
出来上がったアイスがこちら!!!
鮮やかなピンクと黄色の色合い。
これがババヘラアイスか~。
さらっとしたシャーベット風で、とてもおいしい!!
そして、なんとも懐かしい味わい。
角館のもうひとつの桜の名所、桧木内川(ひのきないがわ)提を歩きながら、
とても美味しくいただきました~。
にしても、ババヘラおばちゃん、結構高齢の人たちばかりだったような。
あれだけいたのに、若い人一人も見なかったぞ。
不思議に思って、だんな君に調べてもらったところ・・・
なんと安直な。
それでババヘラアイスか。
一瞬で納得。
おばちゃんであることが、このアイスを売るための大事な条件なわけですね。
確かに、おばちゃんでなければ作り出せない懐かしい味。
食は見た目からというし。
ありがとう、ババヘラおばちゃん。
この旅で初めて会った、秋田美人たちよ。
さて、角館を満喫した後は、横手まで移動し、
今夜はここのホテルで宿泊することにしました~。
温泉がついているので、とても楽しみ♪
すると、チェックインをしている間に、こんなものを持ってきた息子。
なんだこの棒は・・・?
一体どこから持ってきたのかしら。
と思ったら、これは靴ベラか!!!!!!
フロントに置いてある、お客様専用のやつ!!!!
見よ!!!あの、受付の方の、言いにくそうな顔(汗)
!!!!
なんか早々にすみません(汗)!!!
お部屋はとても広くて素敵で、三人分の浴衣セットが置いてありました。
子供用の浴衣かわいい~!!!
折角だし、是非着せてみよう♪
しかし悲しいかな、この人は未だにヨダレ王子。
スタイが外せないため、浴衣の風情などまるで無くなりました(泣)
その後、私はゆっくりと温泉タイムを楽しみ、
夕食はやっぱりこれ!!
楽しみにしていた秋田名物、稲庭うどん♪♪♪
うま!!!!!!!!
この滑らかな喉ごし!!!!!
入浴後という最高のコンディションの身体に、
細くてコシのある麺がツルツルと入っていく~!!!
そして付け合わせには、これまた秋田名物の「いぶりがっこ」。
大根などの野菜を燻製して漬け込んだお漬物のことで、
噛めば噛むほど燻製の香りが口いっぱいに広がります。
クリームチーズを乗せて食べると、
ワインによく合ってとても美味しいのだとか。
秋田のお酒とも絶対合いそう!!!
さらに、我々酒飲み夫婦は、いそいそと二軒目へ。
ホテル内の居酒屋でお酒を楽しむことにしました~。
なんたって米どころ秋田。
地酒を味わってみなければ!!!
ここは「日本酒マイスターがいるお店」ということで、
マスターのお勧め、「呑み比べ三酒セット」をお願いしました~。
きりっとしたり、スッキリしたり、まったりしたり。
どれもおいしい!!!
個人的には「一白水成」という、甘口のお酒がとても美味しく感じました。
マスター曰く、「やはり秋田のお酒は甘口が美味しいですよ。」とのこと。
うーん、確かに飲みやすく、まったりとしてとてもおいしい!!!
そうして、夫婦そろって秋田の美酒に酔いしれている間・・・
息子はホテルの方に丸投げ(笑)
ふふふ。こりゃありがたい。
おかげでゆっくりと大人時間を楽しませて頂きました。
こんな感じで秋田一日目は終了。
疲れ果てて夜はぐっすり。
風情ある街並みに温泉、グルメ、日本酒。
秋田大人旅をすっかり満喫しました~。
さて、秋田二日目は子供旅!!!
横手市にある、「秋田ふるさと村」というテーマパークで思いっきり遊びます!!
まず最初に迎えてくれたのは、「秋田犬ノブくん」。
うん、確かに彼は「ノブくん」って感じ。
いい人そうやね。
そして続いては、秋田竿燈ふるさと村バージョン!!!
竿燈祭の時に使うものはこんなにもカラフルではないですが、
この大きさ、さすが迫力あります。
そしてお次は、なんとも恐ろしげな、なまはげ像!!!
「泣く子はいねがぁ~!!!」「悪い子はいねがぁ~!!」
なまはげについては、事前にママさんからこのように伺っていました。
なまはげは本来、「なまけものを諭すためにやってくる神の使い」なのだとか。
なので、一度見せておけばこの手が使える。
こりゃありがたい神の使いだわ。
というわけで、そーらご対面。
牙の生えたお顔の近くまで近づけてみると・・・
全く効かんやないか。
そういえば、節分の鬼の時もこんな反応だったな。
期待した私が馬鹿だった(泣)
中に入ってみると、子供の喜びそうなものがいっぱい!!!
ノブ君が見守る中、色んなおもちゃで遊んだり、
真っ赤な汽車型バスで、村内を周ったり、
秋田ならではのトリックアートで写真撮影をしたり、
村内にある秋田県立近代美術館で、アートを楽しんだり。
我々は子供旅がメインなので、中には入らず。
けれど美術館前の広場には、野外建築がいくつも並んでいて、
フォトジェニックな風景を、子供と一緒に楽しむことが出来ました。
そして何より気になったのが、この「なまはげフリーフォール」。
見るからに、ど垂直。
しかも、このアトラクションの凄いところは、乗り物に乗って落ちるのではないというところ。
こういった麻の袋に入
り、
後ろからスタッフの人に突き落としてもらうという、
なんともアナログな落下型滑り台なのです。
おいおい、しかも高さ5m?????
麻袋ひとつ身にまとうだけ???
高所恐怖症の私は、それを聞いただけで全身がガクガク。
けれど私が出来なくとも・・・
・・・
・・・
・・・
ということで、だんな君落下。
0.5秒のスリル(笑)!!!!
全然興味のなかった息子。
お父さんの愛と勇気は、ガラスのように砕け散りました。
さて、遊び疲れてお腹も減ったので、ようやくお昼ご飯♪
横手に来たからにはやはりこれを食べないと!!!
B級グルメとしても有名な、横手やきそばです。
こりゃまたおいしい!!!
柔らかめの麺に、甘めのソース、そして豚ひき肉。
目玉焼きの黄身を崩すと、まろやかになってさらにおいしい~!!
なんだか東北って、本当に麺大国。
色んな種類の麺料理があって、まだまだ楽しめそうです。
お腹がいっぱいになって息子も寝てくれたので、あとはゆっくりお土産選び♪
やはり秋田と言えば、これらがイチオシお土産。
もろこしというのは、小豆の粉を固めて作ったお菓子のことで、
素朴な味わいがとてもおいしい♪
バター餅は今回試食しなかったのですが、
秋田の新名物として、ブームになっているそうです。
でも、私はやっぱり稲庭うどんかな~。
化粧箱に入ってて、ちょっと高いイメージもあるけれど。
でも、せっかくだし買って帰るか~。
と思ったら、なんだこの庶民売り!!!
稲庭うどんが、まるでコストコみたいな売り方されてました!!!
しかも、めっちゃ安い~!!!
なんか、まるでアレみたい。
有名芸能人が東京では手の届かない存在に思えるけど、
地元に帰ってきたら、一気に気さくになってサービス旺盛になるみたいな。
稲庭うどんも、ホームでは羽伸ばすんだね。
さて、さっきから随分と無口なだんな君。
なんだかとても真剣に、目の前の瓶を吟味しているようです。
「いぶりがっこクリームリーズ」に、「いぶりがっこタルタル」。
どちらもすごく美味しそうです。
まぁ両方間違いなくお酒に合うな~。
いぶりチーズにワイン、いぶりタルタルに日本酒。
どちらでもお好きな方を買っておいておくれ~。
こりゃ家に帰ってからも、まだまだ秋田を楽しめそうだわ♪
さて、二日間の秋田旅を終え、無事我が家に着きました。
さてさて、だんな君、結局どちらを買ったのかな~。
と思ったら、これは何だ!?
ただただ美味しそうな焼き肉のタレ!!!!?????
「いぶりチーズ」や「「いぶりタルタル」はいずこへ!?
聞くところによると、
「このタレで、ご飯を食べたら絶対ウマい。」
と思ったからだそう。
・・・え?
あれだけ悩んでたいぶりがっこは???
・・・
・・・
・・・
せっかくせっかく、秋田のお酒買ったというのに。
・・・
・・・
こんなことなら、
あきたこまち買うべきだったわ!!!!!
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こんにちは、日本語教師のしょーこです。
先日、アクセントについてお話しました。
→
アクセントと並んで、よく耳にする言葉、「イントネーション」ってご存知ですか?
そもそも、イントネーションってなんでしょう?
アクセントと、一体何が違うのでしょう?
「一緒じゃないの?」なんて、言われてしまいそうですが
実は、違いがあるんですよ。
では、アクセントのおさらいをしてみますと、
日本語のアクセントは、高低アクセントでしたね。
雨なら、あめ(高低)
飴なら、あめ(低高)
音声学上では、「雨」と「飴」は、アクセントの違いがあります。
じゃ、イントネーションは?簡単に言うと、抑揚のことです。
例えば、
「そうなんですか。」(↓語尾が下がる)
「そうなんですか?」(↑語尾が上がる)
この二つの文は、語尾のイントネーションが違います。
さらに、
「そうなんですか?」(ただ質問しただけ。)
「そうなんですか!?」(ビックリして。)
この二つもまた、イントネーションが違って聞こえますよね。
「昨日、水族館へ行きました。」という文に、質問文をつけてみると、
A:いつ水族館へ行ったんですか?
B:昨日、水族館へ行きました。
A:昨日、どこへ行ったんですか?
B:昨日、水族館へ行きました。
強調する所が変わりますよね!これもイントネーションの違いです。
アクセントは、その単語ごとに決まったアクセントがあります。
標準語→「雨」高低、「飴」低高
関西弁→「雨」低高、「飴」高高
方言によって変わりますが、同じ方言であれば、アクセントも同じになります。
イントネーションは、その人の気持ちや状況、何を伝えたいのか、などによって変化します。
たまにアクセントとイントネーションをごちゃごちゃにして、使っている人を見かけます。
いつも、間違ってるよーと、むずがゆくなるんですが(笑)