俺たちの屋根裏はこれからだ！

使用するハウススタジオ「レトロ葉山館」

今回使用するスタジオは葉山にある昭和８年建築の洋館です。
もともとこの地域には戦前から大使館員や貿易商を営む外国人が別荘を建てることが多く、このような洋館はあちらこちらにあったそうです。
このスタジオは戦後は進駐軍に接収され社交場としての歴史がある建物です
時代が移り変わりこのような洋館は次々と取り壊され今では近辺でもこの洋館ほどしっかりと残っている建物はないそうです。


写真でもおわかりのように門をくぐるとまず驚くのはそのたたずまい。
まるでトトロでも出てくるような深い緑の中にその建物は鎮座しています。

敷地は４００坪で、ロケバスや車が１０台以上入るそうです。
床面積・１３０坪もあり、都内スタジオとは比較できない広さです（根津スタジオ・床面積１階＋２階：４７坪）

実際にロケハンして確認してみた印象では、広さ・部屋数から館内だけでも１０組の個人撮影は可能でした。
当日は海岸へ出向いての撮影の方もいらっしゃるはずなので、
結果的に館内においては余裕の撮影環境をご提供させて頂くことになると考えています。

中はさすが進駐軍の社交場であった面影がそのまま残るサロンやダイニングなど本物の雰囲気が漂っています。
重厚な造りというのはこのことですね。廊下や階段のレトロ感満点です。

１階は洋室２部屋・サロン１部屋・和室２部屋（＋かなり広い縁側）・台所と玄関ホール（別にメークルームとドレッシングルームが用意されています）

洋館なのになぜか和室もあり縁側の雰囲気がまたすばらしい。巨匠が好きそうな縁側です。

参考までに、掲載されている写真はロケハン時にスタッフが撮影したものですが、館内ではストロボを使っています。

２階には洋室が３部屋、和室１部屋、浴室とトイレ、屋根裏部屋もあります。
２階は比較的明るいですが、１階は南側の部屋以外の自然光は十分でないため、RIFA80を用意する予定です。

屋根裏部屋以外は全室空調が完備されています。
ロケハンの時は梅雨入りしていましたが、館内は快適でした。
電源口は各部屋に十分あります。（ドラマや映画の撮影も行われるので問題ないようです）

そして、このスタジオから歩いて３分のところには海！！
森戸海岸の右端に位置する砂浜です。
この海岸のすごいところは湘南～逗子～葉山海岸で富士山が最もきれいに見えるベスト３の位置なのだそうです。

日没は18:50頃で、第4部の時間帯は天候に恵まれれば美しい日没のイメージを期待できます