屋根裏のなかよしこよし
やはり台風24号が来るのはほぼ間違い無いようです。
停電のダメージを食らっても、建物ごと飛ばされることはないであろう大きな建物の中で仕事をこなす事は前回も書いたようにさほど苦にはなりません。
数日前の災害のニュースも、あっと言う間に報道されなくなり
元アイドルが保釈だの、LGBTに対して信じられない発言をしたバカ議員とか、日本の報道って飽きっぽい。
災害地にいると物凄く感じるけれど被害は益々、大きくなっているのに。
異常気象だけではない。この季節にすでにインフルエンザにより学級閉鎖になっているところや、何十年ぶりかに豚コレラとか…
どうかしてる。
精神的には大量のステロイドを服用し続ける私は、ステロイドの副作用なのか元々の正確なのか、人に慣れるのに時間はかかっても気分が落ち込むと言うことがほぼなく、テンションは高め。これが体調の悪い時でも気持ちが上がっているので休憩する事が苦手と言う厄介な事態に結びつくのですが
ザックリと言うと自分の体内の免疫力が外から来るウィルスを攻撃するのではなく自分の身体を攻撃する自己免疫疾患の私はステロイドや臓器移植のまえの患者さんが移植する臓器に対し拒否反応を起こさないように免疫抑制剤のネオーラルと言う薬も服用している。
だから実にアッサリと風邪など感染症にかかりやすいので目に見えないウィルスは物凄く怖いのです。
病院と言うところは衛生管理が徹底しているので普通の会社に通勤するより安心なのですが、目に見える自然の脅威、目に見えないウィルス…
世の中は怖いもので溢れてる。
そして列島直撃するかもしれない24号。
先日、栃木の実家の庭の木が倒れたと聞いた時に、数ヶ月前に大きくなり過ぎたからと庭の桜の木を全部、両親が業者に切ってもらってしまった時に私は毎年、数日間でも咲いてくれる桜が無いことに腹を立て両親と喧嘩をした。
でも、それからほんのわずかの間に日本各地で強風や大雨、地震により被害が多発した。
側に川も山も海もない家の近くでは、水害や土砂災害はまずない。どんな大雨が降ろうと高台に建つ家の周りに水たまりができることもないし、高台と言っても地盤が崩れると言う意味ではない。
一件一件の敷地面積が3〜400つぼは普通のこの辺りでは地震で家が崩れるとか竜巻のような突風で屋根などが吹き飛ばされたり以外が自分の家の庭に避難するのが安全だったりするけれど
水道が止まった時の為に井戸もあり、電気が止まった時の為にソーラーパネルや発電機もある。
高床式住居のような、うちでは物置きと呼んでいるがその物置きにはろふとと屋根裏部屋があり、勿論、水道も井戸水も電気もあり大人が30人以上は余裕で過ごせるスペースと備蓄品があり万が一の時は私の幼馴染達も数日暮らせる。
父の知り合いの大工さんがどこかのお寺や古民家から集めてきた頑丈な柱や梁は東日本大震災の時にビクともしなかったらしい。
うちが特別なのではなく、近所には古くからの農家には頑丈な石蔵が家紋入りでこれまたビクともせず建っている。
だから安全か?そうではないだろう。
ただ自宅に帰ることが少ない私には何かあった時に家で両親を助けたりすることが出来ないのでもし自宅が山の側や、川や海沿いに建っていたら、おちおち仕事にも行けなかったと思う。
SECOM騒ぎを良く起こすほど、SECOMはすぐに来てくれても自然相手では歯が立たない。
この仕事して何より歯がゆい思いをせずにいられないのはふだん、都内の病院で経験することの無い、大規模災害の時に本当に頭の下がるのは自衛隊や消防隊の災害救助隊の方。
彼らが命綱で救助に向かうと1000円だそうだ。
猛暑の中、吹雪の中、どんな危険な場所でも1000円て安すぎる。
心臓マッサージを何十分続けようがコンピューターの冷静な保険点数で時間の評価をしてもらえないとか文句を言う自分が恥ずかしい。
かれらにも大切な家族や仲間がいる。
可愛い我が子の顔がちらつけば私なら、なるべく自分の身を危険に晒したく無いと思う。
昔とは違い一医師が、自分の開業するかも院内での様子やスタッフをネットに載せるのは良いが、私たち勤務医は例え自分が写っているものでも院内での様子とか、名前とかを買手に出すことは許されていない。それは自分の身を守ると言うことでもあるが
自分は何処の誰さんの処置をして元気にしましたって言えないと言うことは時にうすら寂しい思いをすることもある。
別に、恩着せがましく感謝して欲しいとかでは決してなく、ただ単純に見ず知らずの人間同士が患者と医師と言う立場抜きでほんの数日、数時間、数分だけでも関わった縁てまるでなかったかのようにカルテの中でしか確認のしようがないって事が人見知りのクセして寂しいのだ。
危険をかえりみずこの災害地で、自分は〇〇さんという人と、〇〇さんていう人と、そうそう〇〇さんも救助したよ!なんていう救助隊の人は言わない。
まさにヒーローだ。
そんな彼らが命がけで救助した命を委ねられた私達が出来ることは人力では数少ない。医療機器が整いスイッチ一つで色々な治療が出来る時代しか知らないから、心臓マッサージをどれだけしても給料に反映しないとか言ってみたり、心臓マッサージを自動でやってくれる機械があるので病院が導入してくれないかな〜、先日テレビで〇〇県の〇〇病院のハイブリッドオペ室が写ってたねぇ〜、良いよなぁぁぁぁぁぁ、買ってくれる病院はとか
都内の病院は立地的に無理でも、各道府県に続々と導入されるドクターヘリ
持っているだけでありがたいのに
各道府県の病院に次々と導入されるドクターヘリも、最近は車のようにボルボ者のヘリだの、メーカー争い。
普段着ているこのユニフォームだって、色も、お洒落な刺繍やプリントも揃えてもらっている病院は良いよなぁぁぁぁぁぁとか
実に恥ずかしい。今ね、ふざけたことに、ものすごーーーーく暇なんです。だけどバッテリー無駄遣いできないので外来の待合室のテレビとかをチラ見に言ったり先輩が休憩に入るのを待っている、見たい動画も読みたいブログも、自宅のことや、読んでくれてる方の身体の心配やこれからこっちに向かって来る台風に対する思いや暇があると気になって気になって仕方がな
。
委ねられた沢山の命は良い意味でも悪い意味でも運命だのなんだのって簡単に片付けて欲しくない事だらけ、シリンジでチマチマ薬剤を注入するとかが地味でじれったい作業に思えたり
じゃあ泥だらけになって、誰かを救出できるかってそれも無理。
したい事は山ほどあるのに、出来ないことが多過ぎて体育座りしているのだ。
先日の卵かけられてるご飯とはべつの怒りなのですが、今回の震災で地盤の液状化により傾いてしまった住宅が沢山ある。津波や土砂で押しつぶされたり流されたり跡形もなく無くなってしまったマイホームの主の心情はどれほどのものか、命が助かっただけでもって言い方は綺麗事だと思う。
そこにあるのに傾いて中に入ることが出来ない我が家…この北の地でそろそろ降り積もる雪の季節が来る前には何とか取り壊させるのだろう、思い出の品や使えるものは慎重に取りに入れる家…でもホイって傾きを直せばまた住めるという事はない。
壊されるのを待つ我が家を見知らぬ人が観光名所にでも来たかのように撮影しているというのだ。
北海道…確かに観光産業は大きな物だと思うけれど
傾いた我が家の前で報道のカメラではなく一般人がインスタ映えと同じ感覚で記念撮影………
おかしくなっているのは人間の方だ。
人が被害に遭った場所で騒いだり、撮影したりした人間全員が今度の台風24号の何かしらの被害に会えば良いって思ってしまう私も狂っているのだろうか?
屋根裏馬鹿一代
6月3日(土) 夜11時40分より、東海テレビ/フジテレビ系全国ネットにて放送いたします
人生に必要な知恵は全て屋根裏で学んだ
こんにちは!
連日約35度の日々が続くリヨンです☀️
とはいえ、去年のように危険を感じるほど湿度がなく…
カラッカラなので割と快適です
さて、
この時期のリヨン・ソーヌ川では…
可愛い白鳥のヒナ達がスクスクと育ってます✨
心優しい餌やりムシューの白鳥愛は大きく、
熱弁は10分続きました
例のリヨンの大好きな公園、テットドールを訪れれば、
グースのヒナもいっぱい✨
我が家の屋根裏にあるツバメの巣からもピヨピヨと可愛らしい声が聞こえてくる今日この頃です♪
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「愛されたい!」と思ったときに試してみたい5つの屋根裏
最近、フリーディナー付きミーティングのお誘いがちょくちょく来ます。リタイヤーメント・ホーム(高齢者住宅・養老院)、ファイナンシャル・プラニング(総合的な資金・資産計画)、エステート・プラニング(生前、死後を含む、資産や医療についての計画)などが主です。
我が家の様な中の下家庭でも、これらが必要なのは重々承知です。でも、資産そのものや、諸経費の関係で最低限の事しかしていません。数年前にエステートプラニングのセミナーに行ったのですが、その会社では、エステート・プラニングをするのに軽く1万ドル(100万円以上)かかる様で、、、。そんな余分のお金が有ったら、またヨーロッパ旅行に行きた〜い。と言う訳でイマイチ積極的になれないんですよね〜。
でも、今日のは省エネ関係のホームインプルーブメントのフリーディナー付きミーティング。家の改装はやりたい事ばかりですし、会場が評判の良いレストランだったので、友達と誘い合わせて行きました。(タダほど高い物にはなりません様に!!)
こちらが、その会場、ゴールデンバレー(地ビール)醸造所レストランです。
お外のダイニングもあって、なかなか良い感じです。今日はお天気も良かったのでこちらでお食事や、地ビールを楽しんでいる人が沢山いました。でも残念ながら、我々のミーティングはレストランの奥の個室です。
まず、私たちを出迎えてのはこちらの看板。勿論、係りのお兄さんも丁重にチェックインしてくれました。
テーブルにはこんなパンフレットも置いてありました。興味深い事が色々書いてありましたよ。
着席したら、ウェイトレスさんが来て、飲み物オーダー。男性軍は名物の地ビール、女性軍はアイスティーです。
シーザーサラダとパンにバターも既にテーブルにセットされていました。それが結構美味しくて、ランチだったらこれだけでも幸せという感じでした。
サラダの後は、メインコースでは無くレクチャー(?)。ソーラーパネル(太陽電池板)、屋根裏に付けるソーラー扇風機、超薄型の断熱材などの事を実験も含めて詳しく説明して頂きました。このミーティイングに来て良かったと思えるほど、とても勉強になりました。
頭がいっぱいになった所で、メインディッシュ。男性軍は牛肉、女性軍はサーモンをオーダーしました。美味しかったんですが、欲を言えば、マッシュポテトが本物ではなかった事。じゃがいもから作った物はもっと美味しいはずなので、これはレストラン用の冷凍物だったと思います。ま、粉から作るマッシュポテトで無かっただけ良いとしましょう。(上から目線。笑)
お食事中に係りの人が順番に、(そして、当たり前の様に)『では、お宅にはいつ伺ったら宜しいでしょう?』と聞きに来ました。家に来て無料で見積もりをしてくれるのです。確かに、実際に家を見てもらわないと細かい話は出来ませんからね。私は前もって、我が家はもし改装をするとしても来年の話だと伝えてあります。それでもオッケーだそうです。よほど商品に自信があるのでしょうね。だって、来年と言う事は、今回、見積もりを出してもらったらそれを土台にして他社の商品と比べる余裕が有ると言う事ですものね。
今回は気持ちよくタダのお食事を頂いて、役に立つ情報も仕入れる事が出来、押し売りもされなかったので、友達も私たちも満足でした。レストランに到着時のみんなの顔と下の顔を見比べて頂いたら、満足度が分かりますよね〜。(笑)
帰りがけにこの断熱材のサンプルを頂きました。色も合うし、これを作りかけのむ〜ちゃんサマーバッグの蓋(屋根)に使おうと思うのです。日をシャットアウトして同時に日陰を提供してくれますもの、きっと役に立つと思います。(楽しみ〜。)
そんなわけで、今日のむ〜ちゃんはお留守番犬でした。お利口さんでした!
では、明日は朝が早いので(いつもよりかなり早いけど)お休みなさい。
屋根裏 あなたと夢を、ごいっしょに。
ある日、あいちゃんのお母さんが朝ごはんをお米をひとつぶひとつぶこぼさないようにゆっくりゆっくり食べてるあいちゃんに早く食べなさい。学校に遅れるでしょ。早くね。と声をかけたあとで、うちね。屋根裏とか台所とか大きな頭の黒いねずみがけっこういっぱいいてほんと大変なの。困るの。あいちゃん、いい。大きなねずみとりを買ってくるの。早くね。近くのおすすめ金物屋さんでね。あいちゃんのクラスでいちばん人気の中村わたるくんの家のケーキ屋さん。古くからあるスイスのケーキ屋さんのとなりの金物屋さんね。わかる?マミー。中村わたるくんはいちばん人気だけどね。わかる。人気のケーキ屋さんの息子でね。バレンタインのチョコレートてきとうに10円のチロルチョコでもみんなぐるでみんな同じこ好きで仲間はずれにされないように渡しといて、見返りお返しにスイスのおすすめケーキをちゃっかりもらおうってこんたんなの。みんな。わかる、お母さん。
わかるけどもらえるの。そんなおすすめケーキ。そんな10円のけちなチロルチョコレートで。
まぁ、聞いてよ。とにかくおすすめケーキなの。ひとつ向こうの駅に住んでいる有名小説家の山崎豊子さんがわざわざ買いにくると評判のケーキ屋なの。あの有名な白い巨塔よ。大作家よ。わたしもそうなりたいわ。
やっぱりクラスでいちばん人気のこのおすすめケーキ屋にばかじゃないからそんな大作家も買いにくるのね。
まぁ、それならついでにおすすめケーキも買ってきてもいいわ。お金よぶんに千円ね。おつりちゃんともらってきてね。
それからね、あいちゃんずっとだまってたけど。あいちゃんのお父さんは山崎豊子さんの白い巨塔のモデルの阪大医学部の先生なの。ただの助手だけどね。いろいろわけがあるの。あいちゃん、大きくなったら白い巨塔を読んでみてね。お父さんだってね。仕方がなかったの。長いものには巻かれろね。それじゃ。吉永小百合さんのミコとマコの舞台もお父さんの阪大医学部病院なの。恐ろしい顔のガンよ。目もね。あいちゃん気をつけてね。お父さんもだけどケーキ屋もね。そんないちばん人気のわたるくんのお店だったらだいじょうぶね。
それじゃね。わかったらね。世の中はもっと怖いところよ。ねずみもね。お兄ちゃんのけいが同じ阪大医学部の手塚治虫先生のブラックジャックのロックがねずみに顔かじられるシーンがトラウマで夜も眠れないっていうからね。早くね。
はい、5千円。
あいちゃんは、学校帰りにお母さんに言われたとおり金物屋に寄りました。
うち、大きいねずみがいるの。大きいねずみとりを2つください。金物屋さんのおかみさんが笑って2つもいるの、大変ね。
ほれ、2つちょうどあるわ。ここのね、かぎばりみたいなとこにチーズか油揚げをぐさっと刺してね。ねずみが食らいつくと扉がばたんとしまるようになってるしかけね。かぎばり手に気をつけてね。かわいらしい手ね、あいちゃん。ピンクの珊瑚礁のつめ。
まぁ、あいちゃんピアノはへたくそだけどね。ビリから2番目だけどね。ピアノの発表会でいちばんに弾かなくていいわ。へたくそもそこまでね。しょうらいエリーゼのためにくらいまでは弾いてやるわ。みててなさい。
それじゃね。あいちゃん。ねずみには気をつけてね。
あいちゃんはしんちょうにねずみとりを2つぶらさげてとなりのおすすめスイスのケーキ屋さんに寄りました。中村わたるくんのお母さんですか。ケーキを2つください。
チョコレートとイチゴのレアショートケーキ。これが好きなの。
白い折り箱に詰めてもらいました。
ショーケースをじっと見て、ホールのチョコレートがたっぷり塗られた赤いチェリー、さくらんぼのデコレーションがほどこされたバースデーケーキを注目してまじまじと見ました。
また家族のだれかの誕生日にはこれ買って帰るね。
大作家の山崎豊子さんも好きだったようよ。それじゃね。早く帰りなさいね。お母さんも待ってるわ。
ねずみとり2つにケーキの折り箱をぶらさげてあたふたと帰りを急ぎました。ついでに、ホロホロ堂書店に立ち寄りました。
中村わたるくん、うる星やつらが好きでおすすめ下敷きとか持っててそれも人気だな。うる星やつらの最新刊でもついでに買って帰ろうか。お兄ちゃんも好きだしな。お金はまだじゅうぶんあるし。
うる星やつら7巻を買って帰りました。ホロホロ堂書店のお姉さんにうちのクラスではクレヨン王国のシリーズが人気のようよ。しょうらい、そこの童話の新人賞をぜひともとってやりたいわ。いまにみててなさいな。
本屋さんは笑って紙袋に本を入れてくれました。なくさないでね。気をつけて。
大きくなったら白い巨塔を読んでね。ぜひね。財前さん。お父さんにモデルのひとをよく聞いてみてね。それじゃ。
あいちゃんはあたふたと本の紙袋をよぶんにぶらさげて千鳥足で帰りました。家に帰って一息つくと、お母さんがさあ、お兄ちゃんが大のにがてのねずみをつかまえるためにさっそくわなをしかけましょう。あいちゃん、油揚げつけてみる。
小さくカットした油揚げをさっそく金物屋さんに教えてもらったとおりかぎばりに通してしかけました。
あとはまつだけです。お兄ちゃんしとめてみせるね。
どんどん書けてますが、ちょっと用事があってこれから出かけてきます。続き楽しみにしていてください。
愛
渚水帆
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