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全てを貫く「悲劇」という恐怖
今日は梅田芸術劇場ソワレで『WEST SIDE STORY』を観劇しました。
まぁ様が・・・
まぁ様が、ご降臨あそばしました。
白いパンツに、黒のノースリーブのカットソー、裾回りがふわりと揺れるシンプルなのにエレガントなデザインに見えました・・・私、2階席1列目で、1階客席を歩かれる朝夏まなとさんをオペラでガン見していたので、勘違いしているかも?ですが・・・
白くて華奢な肩、そして長くて綺麗な腕・・・
髪は首の付け根あたりでぎゅっと一つにまとめたさり気ないのに、スタイリッシュでおそるべしスターオーラ
お顔つきはやはり柔和になられた印象。
そして何より歩き方
歩幅は大きいのに、エレガント
現役当時は、ガシガシととっても男らしく歩いておられた印象だったので、ほぉーと見とれました。
それから、何より神々しく感じた光景は、パレードとご挨拶から緞帳が降りるまでの朝夏さんの様子でした。
もちろん拍手をずっとされているのですが、正面に向けていっぱい拍手をされた後、そのまま上手にお顔と拍手をしている手を向けていき、袖の際まで目線と拍手を向けた後、また正面に拍手をしながら戻ってきて、そして下手袖までお顔と拍手を向けていって、と、こんな風に舞台に並ぶ宙組生全員に向けて丁寧に、少し頷くような仕草もしながら拍手を送っておられました。後頭部と肩の気配だけでも朝夏さんがとっても嬉しそうな表情をされているんだろうな、と伝わってくる光景でした。
同じ空間にいられて、幸せ。
さて、『WEST SIDE STORY』
アニーター
とってもいい女なのに、辛すぎるやん
ベルナルドを強く愛していて、でも自立していて
ベルナルドを奪われてトニーへの激しい憎しみに駆られていたのに、マリーアの言葉に自分の中にあった愛するという感情を思い起こして、マリーアのトニーへの思いに理解して、マリーアに協力して
なのに、ジェッツたちにあんな仕打ちを受けて・・・
ずっと憎しみに駆られたままの悲劇ではなく、愛に立ち戻った後の悲劇、というのが、本当に辛い・・・
最後の場面、街の通りの場面にはアニータがいなかったことに、とっても気持ちがざわつきました。
まさかアニータ自殺してない??って。
ワタクシやっぱり歳を重ねすぎてしまったせいか、トニーとマリーアには共感できなかったです・・・
特にトニーには、イラだちさえ感じました。
アンタなぁ犯罪犯したんやで
それで逃亡すんねんで
せやのにドクに何を夢語ってるん
現実への恐怖が大きすぎて、そうやって逃避してるんだろうな、と思いつつ、イライラしてました。
でも真風涼帆さんの青年感、手足の長さ、本当に超絶イケメンで。
マリーアへの愛に浮ついてしまうのは、それだけピュアなんだと感じました。
それからそれから、ドク
アンタは、この街の良識の象徴的な存在なんと違うん?
それが、ジェッツたちの振る舞いにブチブチと小言言うぐらいだし、逆上したアニータが思わず言ったマリーアが死んだってことを鵜呑みにして、大人なら警察に確認するとか方法もあるはずなのに、そんなこともせずにトニーに伝えるし・・・
ベースになっている『ロミオとジュリエット』でのロレンス神父に当たるキャラクターなんでしょうね。
そう、私、ロレンス神父にも同じように苛立ちを感じているから・・・
あっどっちも英真なおきさん
でも英真さんのことは、好き。
最後の場面の星風まどかさんのマリーアには、ぐっと惹きつけられました。
大きな絶望と深い悲しみに飲み込まれそうになりながら、そんな感情を昇華していくマリーアの姿に、涙が溢れました。
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