「どうも毎日だるい」そんなあなたのための方言

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方言が抱えている3つの問題点

宮崎弁に違和感あり。
宮崎県は経済基盤が弱く、多くの若者が県外へ就職しなければならない現実がある。
宮崎で幼少期を過ごした子供たちは、将来、都市圏へ出た際に、宮崎弁が矯正されずに、萎縮したりいじめられたりしないのだろうか?


(▼私が、違和感を感じる(いらいらする)、宮崎特有の言い回し)

×印が宮崎弁
○印が標準的言い回し


×です
○そうです


×あったですよ
○ございました


X~したですよ
○~いたしました


×・・・っとですわあ
○・・・なのです


×ですが・です・です・です
○おっしゃるとおりでございます


×はい・はい・はい・はい
○はい


×お願いしときます
○お願いいたします


×おせわんなります
○お世話になっております


×海山商事と申します
〇海山商事の磯野と申します


×海山商事ですがああ~
〇海山商事の磯野と申します


×磯野支店長様

◯支店長の磯野様


X初商(はっしょう)
○初商(はつあきない)


×マッタさん
○マツダ様


×まっとうやゆみ
〇まつとうやゆみ


×ごんち(5日)
○ごにち(5日)


×くんち
〇ここのか


×ちんち
〇いちにち


×せんえっ
〇ごせんえん


Xいってんごぱーせんと
〇いちてんごぱーせんと


×しゃいせえ~~~
〇いらっしゃいませ


×あっとざしてっ
○ありがとうございました


×風邪やからですよ・・・。
○風邪をひきましたので、休暇を頂いてよろしいでしょうか


×鈴木ですが・・・。
○鈴木と申します。宮崎弁矯正の用件で参りました


×イモ焼酎おお。
○イモ焼酎をいただけますか


×なんですわっ~
○なのです。ですので△△となります


×ショットバー
○バー


×汽車で来たっつよ
○JR(←具体的な鉄道会社名)で参りました


×みやこんじょっ
○みやこのじょう


×ケンポク(県北)
○ケンノホクブ(県北部)


×宮崎
〇宮崎市


×市内
〇宮崎市内


×県庁支店
〇宮崎県庁支店


×かかいちょっ

×鈴木係長

×うんうん

○はい


×はいはいはいはい

◯はい


×すんませえん
○失礼いたしました


Xみやざき↑
○み↑やざき


×ウエ~ブ
〇ウェブ


×いでーさん
〇井出さん


×そうやっちゃぁ・・(会話がココで終了)

◯そうなんだ? それは~・・ですね♪(会話がココから継続)


×さみい

◯寒い





(▼自惚れな宮崎ネイティブ)
宮崎ネイティブのうち、かなり多くのかたが観光大使としての自覚を持ち、宮崎の宣伝を好むようだ(これは素晴らしいこと)。
宮崎ネイティブは、地元宮崎のことを褒められたがり屋。
地元ラジオ局DJが、番組ゲストとして有名ミュージシャンを呼んだ際には、以下のような、お約束のやりとりが展開される。

①DJ: 「どうですか宮崎の印象は?」
②ミュージシャン: 「地鶏と焼酎がサイコーっすね…」
③DJ: 「でしょ~~~ !(^^)!」

DJをはじめ、宮崎県ネイティブ(リスナー)は、このような会話の展開をすごく喜ぶ。
もしかするとミュージシャンは社交辞令で述べているかもしれないのに・・・。
ぶっちゃけ、炭で真っ黒になった固い地鶏なんて、発ガン性が疑われ、喜ばれていないのかもしれないし、 焼酎には、独特の香りがあり、都会の人にとってはよほど日本酒のほうが好まれるかもしれない・・・。 
それでも、宮崎ネイティブは、県民が「絶対良い」と誇っている点が褒められる展開を、当然に「予想し」、「確認し」、「満足し」、「かみしめる」。
全国発信されることはないにしろ、話題にしてもらえることで、喜ぶし、全国発信されればなおよい。
東京をはじめ都会から訪れた有名人というフィルターを通して、宮崎ネイティブへ再還元された情報が、宮崎ネイティブにとっては、とても心地いいのである。



(▼宮崎の発信力を阻害しているかもしれない方言や訛り)
そんな、観光大使的な素晴らしい宮崎マインドを阻害しているのが、訛りや方言である。

まず、宮崎ネイティブは固有名詞をきちんと述べない。

口がまめる県民ではないからか、長い固有名詞が苦手なようで、固有名詞の重要部分を自己判断で省略したり(例えば社内において「名前+肩書」で呼ばず「
書」のみで呼び同一職責者と混同させてしまったり)、
固有名詞を述べる際に、アクセントがなく平坦に述べるため、聴き取りづらい。

宮崎弁独特の、無アクセント型の発声は、ヤル気のない印象を与えかねない。
宮崎ネイティブは、語尾に近い箇所を、やたら、伸ばしたり、尻上がりに上げたりするうえに、ぼそぼそとしか話さないかたが多く、何を言っているのか分からない。
したがって、ビジネスシーンでは、宮崎ネイティブとの情報共有(ホウレンソウ)は、難しい。
そもそも、「人に伝える」「人に訴える」ということに、「努力をしない」「力を注がない」県民性があるのではないか。



(▼「です調」が大好物な宮崎ネイティブ)
宮崎ネイティブは、適当に、「デスガ」でヒトの話を肯定したフリをする。
宮崎ネイティブは、「です調」が大好物。
とりあえず、「です・ます調の敬語さえできれば敬語が成立して相手をリスペクトできている・・・」と勘違いしている様子がうかがえる。
具体的には、やたら、以下のフレーズが耳に引っかかってくる。
「ですよ」
「ですです」
「ですが」
「ですがですが」



  
(▼自己紹介ができない無礼な宮崎ネイティブ)
宮崎ネイティブは、己が「どこの」「何者なのか」というフォーマットで自己紹介をきちんとしない。
ビジネスの電話でのやりとり等で、会社の名前だけしか述べない方が多すぎる。
たとえば、宮崎ネイティブは、「海山商事の磯野と申します」という常識的な言い回しができず、「海山商事と申します」という怪奇な言い方をするのである。
宮崎ネイティブの意識の背景には、「どうせ俺のことを知っているのだから(小さいコミュニティなのだから)、いちいち名前を名乗る必要がない」という意識が見え隠れする。
こちらから名刺を差し出しても、自分の名前を述べない人さえいる。
自分自身の名前を述べないことほど無責任で無礼なことはない。



(▼JR不毛の地「陸の孤島」に住む宮崎ネイティブは、告知類に弱いし活字を読みたがらない)
クルマ社会で、クルマを運転している間は、音楽かラジオを聴くしかない宮崎県ネイティブ。
電車であれば勉強時間が確保できるが、運転で手がふさがるので、勉強時間が確保しにくい。
JRはほとんと利用せず、自動改札機が導入されたのは、ここ1~2年。主要駅のみ。
公共交通機関を利用しないので、集団マナーの概念に弱いうえ、時刻表などの、「看板」「案内」「表示」等の交通機関の類を読み解く機会があまりなく、そのような表示を読むことに弱い。


(▼方言や訛りのカルチャーは大切にしつつ標準語教育も求められる)
コミュニケーション手段には、さまざまある。

メールやLINEなど、音声を使わないコミュニケーションが増えているとはいえ、音声を使ったコミュニケーションが、今後も途絶えることはないだろう。
ビジネスにおいては、齟齬や非効率を起こさないよう、一定の「標準」が求められる。
方言や訛りを、地元の文化として尊重することは良いことだが、日本全体に目を向け「常識」「標準」を意識することも大切ではないだろうか。

宮崎県出身のかたのなかでも、テレビ等で全国的に有名になったかた(ビジネスで成功した人・芸能界で成功した人・政治の世界で成功した人)がおられるが、彼らは標準語でお話をなさる。

宮崎訛りでしゃべる人はいません。

伝えるということを意識できている人・成功を収めていると言われる人は、標準語をお話しになるのだ。宮崎弁より標準語で会話したほうが生産性は高い。
訛りや方言は、地元の小さなコミュニティでは通じるが、より広く・より多くの人に伝えるということを意識した場合、支障となる。

宮崎の子供たちが、宮崎以外の土地でみじめな思いをしないためにも、家庭でも学校でも、標準的なものの言い方を学習するカリキュラムがあってもよろしいのではないだろうか?
宮崎県教職員の中には宮崎ネイティブが多いであろうし、大学や短大を卒業しそのまま教員になった者が大半であろうから、商売やビジネスのシビアさを経験したことはないであろう。
宮崎県内の教員の多くが、ビジネスシーンでの、ものの言い方を知らないし、ビジネスの厳しさを身をもって経験していないので、子どもに教えることができていないであろうから、全国的にビジネスで成功したかたや卓越したプレゼン能力を持つかた(標準語を話せるかた)を特別講師として招くなどして、標準的言い回しを習得するためのカリキュラムが必要なのではないだろうか。

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このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん方言。

はじめましての方はこちらからお読みください↓

みなさまが今日1日笑って過ごせますように星上

追伸:婆ちゃんの「堪忍ね〜」は方言でごめんね的な意味です。自分は長生きしているのにごめんね的な感じです。

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