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「溺れる愛Ⅰ」
櫻葉。
天然(智雅)
大野くん入所日に書きます~!!って宣言して大嘘ついて済みませんでした汗
改めましての天然さんコンビ。
天然さんLOVEを書いてみようかと思ったんですがアメーバさんではあんまりウケないみたいなので、櫻葉前提の天然さん(櫻葉←大野くん)で。
※櫻葉+天然さんの腐妄想です。

ご注意下さい。




今日の相葉ちゃんは楽屋で顔を合わせた時からいつも様子が違っていた。
仕事量がハンパなく詰め込まれて睡眠時間すらろくに取れない時のように疲れてやつれた表情。
いつもならそんな姿を周りのスタッフには勿論、俺達にも一切見せない相葉ちゃんが追い詰められてそんな気遣いさえ出来ない状態。
松潤やニノが心配して声を掛けても言葉少なく“大丈夫”と言うだけ。
そんな相葉ちゃんを、いつもなら全身を抱え込むように傍で寄り添い、まるで自分が辛いみたいな目で相葉ちゃんに視線を送るはずの翔くんが眉間に皺を寄せ、少し離れた場所からじっと見つめていた。
二人の間に何かあったのか、それともまた....。
それでも俺達は18年目を迎える現役のベテランアイドルで役者だ。
カメラの前では決してそんな姿は見せてはいけない。
本番では相葉ちゃんはいつもの相葉雅紀を演じ、誰にも様子の変わったところを気付かせることもなく収録を終えた。
「....大ちゃん
収録を終え、手際よく帰り支度をしていた俺に相葉ちゃんがやって来てか細い声で呼ぶ。
「ん?どうした、相葉ちゃん」
「あの....」
振り向くと思い詰めた様子で顔を歪めて下を向く相葉ちゃんと、少し離れた後ろで相葉ちゃんよりも苦しげな表情で俺達を見つめる翔くんと目が合った。
 
ふぅ、とため息をひとつ吐いて相葉ちゃんに目を遣る。
 
相葉ちゃんが俺に助けを求めるときは心身ともに限界がきた時。
翔くんはそんな時、間に割って入るでも怒るわけでもなく少し離れた場所でじっと相葉ちゃんを見つめている。
いつもなら誰よりも相葉ちゃんの傍にいて、その身も心も全て自分で守ろうとする翔くんが黙って俺に相葉ちゃんを委ねようとしてるなら、俺はリーダーとして放っておくわけにはいかない。
二人の仲を取り持ってやらないと。
原因はきっと
訳もなく単純で他愛ないこと。
「任せろ」
声に出さず、口の動きで翔くんに伝えると翔くんはこくりと小さく頷いて軽く頭を下げて無言のまま楽屋を出て行く。
「よし!!相葉ちゃん、久し振りに飲みに行こう」
俺より少し高い位置にある肩をぽんぽんと叩く。
「え?」
と勢いよく頭を上げて小さく言った相葉ちゃんに
「翔くんはもう帰ったよ?」
笑いながらそう言うとびっくりしたように後ろを振り返る。
「....翔ちゃん....」
翔くんが出て行った後のドアをじっと見つめて呟く相葉ちゃんの背中を押して促して楽屋を後にした。
 
※しれっと一部修正しました。
 
済みません、全然1回で終わらせられるお話なのに今日は夜に下の子のPTAの推薦委員会なのです.....くそぉ~。




『untitled 』のCM、嵐さんがよかったなぁ~。

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