人生に役立つかもしれないわきについての知識
親の話とわきには千に一つも無駄が無い
子どもが落ち着かなくて困ります。
習い事をしていても、ふざけていたり 先生の言うことをきかなかったり、怒られてばかり。
私は、他の方に 迷惑がかかるのではないかと 気が気ではありません。
よく、幼稚園や小学生くらいのママさんからこんなご質問をいただきます。
お子さまの様子や態度が、周りの人に迷惑がかかりそうだと心配なんですね。
ここで、子どもの様子が落ち着かない時、どうしたらいいか
一緒に考えてみましょう
あ、ここで、大切にしたいのは、
親が子どもの行動をやめさせる!
のではありません。
子どもが自分で考えて、場面や状況を判断しながら、ふざける行動を自分からやめる!
ということです。
(親が)やめさせる
↓
(自分から)やめる
即ち、「自己規律力」 を育てる、という事です。
コレ、狙っていきたくありませんか?
そのためには、闇雲に叱っても 効果 が薄いのです。
でも、子どもの状況や個性・タイプも全く違いますね。
上の子どもでは「OK」だったことが、
下の子どもにはまったく通じなかったり、へそを曲げたり・・・
子育てには、全ての人と場面に共通する正解はありません。
しかし、見極めていくポイントがあるのです。
このコツをおさえると、
自分で考える子どもに育てる接し方 ができるようになりますよ。
一部、ご紹介しますね。
まず、初めに見極めることは、困っているのは誰か?ということです。
親が困っている時と、子どもが困っている時では、対応が違います。
この子はどちらのタイプでしょう?
じっとしていたくても できないタイプ?
狙って ふざけているタイプ?
私は、ここをよく見極めていました。
わざと、ふざけているのかどうか?
ふざけたり、おちょけたりして、わざと、ふざけている子ども。
だって、わざとしてますからね。
わざと、ということは、ふざけることで、何か目的を達成しようとしているのかもしれません。
それは 親の「関心」を得ることです
「もう~」
「何やってんの?」
「ちゃんとしなさいよ~」
こう言っても、あまり堪えない
子どもにとっては、怒られることも 親の「関心」を得ることなんですね。
もしかしたら、
今までの育児で、このように、ふざけることで、親やおじいちゃん、おばあちゃんの「関心」を得てきた経験があるのかもしれません。
もっと小さい時は、ふざけていても、
「あはは、、可愛いね」
「元気だわ~」
とか言って、肯定していませんでしたか?
子どもの側からすると、今まで、肯定されていたことの繰り返しをしているだけかもしれないのです。
子どもに悪気はないかもしれない、と考えてみて欲しいのです。
あ、
甘い姿勢では、伝わりません。
子どもを子ども扱いしていませんか?
が始まると、
なぜなら、「ふざける」ってコトバ自身が、もう非難を表わしていますからね。
そして、子どもにとっては とても分かりにくいのです。
「ふざける」って、どんな行動でしょう?
そして、
〇〇ちゃんが、アッカンベーをすると、
がっくり、情けなくなるわ・・
だって、先生や他のお友達に何と思われるかとお母さんが恥ずかしくって、
行きたくなくなるほどだから。。。
ここで、
ふざけている時、
ふざける → 構ってもらえる(関心を得る)
になるのです。
なので、
一度、厳しくメッセージを出したらわたしは、後はあたふたせずにスルーしていました。
ふざける → (スルー)
スルーは子どもにとって強烈ですからね。
ちょっと可哀想だと思うかもしれませんが、そこを曖昧にすると、本当に困っていることが伝わりません。
メッセージを出す場合は、お母さんもしっかりと覚悟をもって言い切りましょう!
ここまで頑張ると、やっと、「ああ、お母さんは本当に怒っているんだな」、と、初めて伝わることもあります。
怒ってる!
そんなコトバ、子どもに言っていいんですか?とよく聞かれますが、
言わないと、伝わりませんよ~
お母さんが本気で怒っていることに気づくと、なぜ、怒っているかを考えはじめます。
次に、
もっと、根本的に解決するために、子どもの欲求に応えることをしていきましょう。
なので、
また、ふざけたりして「関心」を得ようとしない様に、先に「関心」を与えて欲求を満たしてあげる、という方法です。
いわゆる、構ってあげる、ということです。
これは、
静かにできた時や、ふざけなかった時に、あなたが望ましいと感じる時間に構ってあげると効果的だと思います。
「今日は先生の話をだまって聞けていたね。お母さん嬉しかったな。ホッと安心したよ。」
とびっきりの、お母さんの笑顔があると、テンション上がりますよ~
ただし、行動に関しては、ほめ過ぎなくてもいいと思います。
それに、
私は、あえて、何も言わずに目だけで褒める
アイコンタクトを良くつかっていました。
「うんうん、見てるよ」
「あなたは周りに配慮できる子どもだよね」
目で loveloveを送るのです
これがね、わたし的には、よく伝わった気がします。
あとは、普通の生活の中でも操作・コントロール的な言動をやめて、
ます。
さて、
もしお子さんが、じっとしていたくても、そうできない場合、
この時は、本人にプレッシャーがかかっているかもしれません。
なので、
すごく無理していないか?
イヤな気持ちをかかえていないか?
よく見極めて、話を聞いてあげてください。
その上で、違うクラスにするとか、課題をスモールステップにするとか、その習い事にムリがないか、
表面的な事柄に焦点を当ててしまうと、本当の問題が見えにくくなりますから、
注意してあげてくださいね。
解決を急がずに、
冷静な時はいいんです。
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