覚えておくと便利なわきのウラワザ
素晴らしい評価の記事が、でてました。
「患者を生かし、医者を殺す」天才外科医を二宮和也が熱演する「ブラックペアン」。
今クールのドラマを見渡すと、どうやら同ドラマが最もバランスの良い名作のようだ。視聴率こそトップの「特捜9」にわずかに及ばなかったが、接触者数・ツイート数・満足度・見たい指数などは全て1位。特に接触者数・ツイート数は話題性を示す指標だが、2位以下を大きく引き離している。
今クールのドラマを見渡すと、どうやら同ドラマが最もバランスの良い名作のようだ。視聴率こそトップの「特捜9」にわずかに及ばなかったが、接触者数・ツイート数・満足度・見たい指数などは全て1位。特に接触者数・ツイート数は話題性を示す指標だが、2位以下を大きく引き離している。
「ブラックペアン」を除く4ドラマは、いずれも一話完結型。それら4ドラマは途中から後半にかけて、視聴率が低迷しがちで、ラストに少し盛り返すパターンとなった。それに対しストーリーが回毎に少しずつ展開する「ブラックペアン」は、8話が16.6%と今クール最高値を出すなど、後半に盛り上がりが来ている。
一話完結型は視聴率を確保しやすいメリットがあるが、盛り上がりに欠けるきらいがある。やはりストーリー展開型は、醍醐味(だいごみ)のあるドラマになりやすいようだ。
■話題性
話題性でも5ドラマには面白い違いが確認される。
「特捜9」と「一課長」はシリーズ化され、視聴者に中高年が多い。このためにネットで答えるデータニュース社「テレビウォッチャー」の調査では、接触者数が少なめに出る。
Yahoo Japanのリアルタイム検索でも、SNS上のツイート数はあまり多くない。若年層であまり話題になっていないと思われる。
これに対して「正義のセ」と「未解決の女」は、新作なので接触者が多くなっている。ただし設定や展開が地味なためか、SNS上のツイート数は、やはりあまり多くなかった。シリーズ化が視野に入っているためか、多様な層の耳目を集めるようなドラマではなかったと言えよう。
こうした中にあり、極めて特徴的だったのが「ブラックペアン」だ。
接触者数は、他4ドラマの1.5倍以上あった。ツイート数に至っては5~10倍に及び、話題性では群を抜いていた。
2つの大学医学部の
威と権威が衝突し、そこに一天才医師が挑む設定だ。ダイナミックな展開が、多くの人々の注目を集めたようだ。しかも人気の二宮和也が、天才医師だがダークな一面も演じている。話題性は抜群だった。
■内容への評価
視聴者の内容への評価も見事に分かれた。
「特捜9」と「一課長」は視聴率こそ安定していたが、満足度も見たい指数も伸び悩んだ。初回こそ3.8前後と高く始まった。ところが回が進んでも、両ドラマとも初回を超える成績を出すことはなかった。
次回見たい指数では、もっと苦戦している。
初回はともに120前後とそこそこの数字。その後も大きく上昇することはなく終わっている。やはりシリーズ化したドラマはマンネリ感が拭えない。視聴習慣ができている視聴者は少なくないが、「どうしても見たい」という強い気持ちはわき難いようだ。
「正義のセ」と「未解決の女」も、内容評価はあまり良くなかった。
満足度はドラマの平均程度に留まった。次回見たい指数に至っては、初回がともに100あまりと低迷した。しかも回が進んでも、130の壁がなかなか超えられなかった。
新作ではあったが安定志向の作りが、多くの視聴者をワクワクさせるには至らなかったようだ。
これらに対して「ブラックペアン」は圧倒的だった。
満足度は初回から3.82と、ドラマの平均を大きく上回る高評価が出た。しかもドンドン数値を上げ、第8話では4.25と極端に高い値となった。今クールぶっちぎりの最高値である。
見たい指数も、新作なために初回こそ130とやや控えめだが、第4話では150を超え、第8話では170に達した。見た人3人に2人が「(次回)絶対見る」と答えており、「なるべく見る」も加えると9割を突破している。
物語にハマってしまった人がいかに多いかが分かる。
同ドラマは終盤に入り、いよいよブラックペアンの秘密が明らかになっていく。何かと極端な設定がちりばめられていたが、最後にどう回収されていくのか。
いよいよ目が離せない展開になってきた。見る側の予想を良い意味で裏切る着地に期待したい。
一話完結型は視聴率を確保しやすいメリットがあるが、盛り上がりに欠けるきらいがある。やはりストーリー展開型は、醍醐味(だいごみ)のあるドラマになりやすいようだ。
■話題性
話題性でも5ドラマには面白い違いが確認される。
「特捜9」と「一課長」はシリーズ化され、視聴者に中高年が多い。このためにネットで答えるデータニュース社「テレビウォッチャー」の調査では、接触者数が少なめに出る。
Yahoo Japanのリアルタイム検索でも、SNS上のツイート数はあまり多くない。若年層であまり話題になっていないと思われる。
これに対して「正義のセ」と「未解決の女」は、新作なので接触者が多くなっている。ただし設定や展開が地味なためか、SNS上のツイート数は、やはりあまり多くなかった。シリーズ化が視野に入っているためか、多様な層の耳目を集めるようなドラマではなかったと言えよう。
こうした中にあり、極めて特徴的だったのが「ブラックペアン」だ。
接触者数は、他4ドラマの1.5倍以上あった。ツイート数に至っては5~10倍に及び、話題性では群を抜いていた。
2つの大学医学部の
威と権威が衝突し、そこに一天才医師が挑む設定だ。ダイナミックな展開が、多くの人々の注目を集めたようだ。しかも人気の二宮和也が、天才医師だがダークな一面も演じている。話題性は抜群だった。
■内容への評価
視聴者の内容への評価も見事に分かれた。
「特捜9」と「一課長」は視聴率こそ安定していたが、満足度も見たい指数も伸び悩んだ。初回こそ3.8前後と高く始まった。ところが回が進んでも、両ドラマとも初回を超える成績を出すことはなかった。
次回見たい指数では、もっと苦戦している。
初回はともに120前後とそこそこの数字。その後も大きく上昇することはなく終わっている。やはりシリーズ化したドラマはマンネリ感が拭えない。視聴習慣ができている視聴者は少なくないが、「どうしても見たい」という強い気持ちはわき難いようだ。
「正義のセ」と「未解決の女」も、内容評価はあまり良くなかった。
満足度はドラマの平均程度に留まった。次回見たい指数に至っては、初回がともに100あまりと低迷した。しかも回が進んでも、130の壁がなかなか超えられなかった。
新作ではあったが安定志向の作りが、多くの視聴者をワクワクさせるには至らなかったようだ。
これらに対して「ブラックペアン」は圧倒的だった。
満足度は初回から3.82と、ドラマの平均を大きく上回る高評価が出た。しかもドンドン数値を上げ、第8話では4.25と極端に高い値となった。今クールぶっちぎりの最高値である。
見たい指数も、新作なために初回こそ130とやや控えめだが、第4話では150を超え、第8話では170に達した。見た人3人に2人が「(次回)絶対見る」と答えており、「なるべく見る」も加えると9割を突破している。
物語にハマってしまった人がいかに多いかが分かる。
同ドラマは終盤に入り、いよいよブラックペアンの秘密が明らかになっていく。何かと極端な設定がちりばめられていたが、最後にどう回収されていくのか。
いよいよ目が離せない展開になってきた。見る側の予想を良い意味で裏切る着地に期待したい。