わき、支払の自由
重い気持ちや、ストレスを感じる可能性が
あるものになっています。
気分を害してしまう可能性があるので、
大丈夫だと思うかたのみ、
読んでいただければと思います。
乾いた空気にふわふわと
雪が舞う中、ぷう助と
歩道橋の上で
信号のない直線道路を
見下ろす。
雪が舞う中、ぷう助と
歩道橋の上で
信号のない直線道路を
見下ろす。
正面からスピードをあげ
どんどん通過していく
大型トラックやバスを
眺め続けた。
どんどん通過していく
大型トラックやバスを
眺め続けた。
ぷう助は、お気に入りの
マークがついているバスが
早くこないか
楽しそうに待っている。
マークがついているバスが
早くこないか
楽しそうに待っている。
正面からどんどん通過していく
自動車をみていると、
自分の中の、もう1つの
声がきこえてくるきがした。
自動車をみていると、
自分の中の、もう1つの
声がきこえてくるきがした。
その声は、騒音の中に響いている
感じでよくわからなかったけど、
しっかり聴こうと心の耳を
すましてみると、はっきりわかった。
感じでよくわからなかったけど、
しっかり聴こうと心の耳を
すましてみると、はっきりわかった。
<もういいよ、よくがんばった。
ここで飛び降りても誰も責めないよ。
最後ぐらい自由にしたらいい。
死ぬ自由まで、うばわれるなんて
ごめんでしょ。とんじゃっていいよ>
ここで飛び降りても誰も責めないよ。
最後ぐらい自由にしたらいい。
死ぬ自由まで、うばわれるなんて
ごめんでしょ。とんじゃっていいよ>
私の『こんなことをしてはいけない』
というストッパーを外し、
許してくれる優しい声だった。
というストッパーを外し、
許してくれる優しい声だった。
「あっ、バス来たー!」
ぷう助が待っていた
バスが通過する。
私は浅くうなずき、
そのまま下を見続ける。
バスが通過する。
私は浅くうなずき、
そのまま下を見続ける。
ぷう助の声がすると、
内側の声は消えた。
そして、いろりいろな
事を考え始めると
また優しい声は
はじまる。
内側の声は消えた。
そして、いろりいろな
事を考え始めると
また優しい声は
はじまる。
次のバスが見えたら
とぼう、
とぼう、
そう決めたら心が楽になった。
歩道橋に足を引っかけて
またげるところがあるか
見る。
またげるところがあるか
見る。
次に雪で冷やされている
鉄柵の上に、両手をおいて
滑って、内側に転げ
落ちないよう確認した。
鉄柵の上に、両手をおいて
滑って、内側に転げ
落ちないよう確認した。
バスはしばらくこなかった。
どうかぷう助が苦しまないよう
にしてください、
すべての罪は私にあります、
あの時、ぷう助の命を授かる
ことも産むことも
私の過ちでした、
こうなる可能性があったのに
望んだ私がすべて悪かったです、
ぷう助だけは、天国にいかせて
あげて下ください、
早く愛してくれる
優しい両親の元へ
生まれ変わらせてあげてください、
生きて責任を取ることも
できませんでした、
ごめんなさい。
にしてください、
すべての罪は私にあります、
あの時、ぷう助の命を授かる
ことも産むことも
私の過ちでした、
こうなる可能性があったのに
望んだ私がすべて悪かったです、
ぷう助だけは、天国にいかせて
あげて下ください、
早く愛してくれる
優しい両親の元へ
生まれ変わらせてあげてください、
生きて責任を取ることも
できませんでした、
ごめんなさい。
誰にお願いしているのかも
わからず心の中で繰り返していると、
バスを待っている
ぷう助の顔が私を見上げた。
わからず心の中で繰り返していると、
バスを待っている
ぷう助の顔が私を見上げた。
「お母さん、いつかあのバスに
乗ろうねってよくいってるけど
乗れないのは、お金がないからだよね。
でも大丈夫だよ、
今日もみれたし嬉しいよ。
ありがとう。
ぼく早く大人になるよ、それで
社長さんになるんだ。
でね、あのバスのチケット買うの。
お母さんの分も買ってあげるからね。
一緒に乗ろうね」
乗ろうねってよくいってるけど
乗れないのは、お金がないからだよね。
でも大丈夫だよ、
今日もみれたし嬉しいよ。
ありがとう。
ぼく早く大人になるよ、それで
社長さんになるんだ。
でね、あのバスのチケット買うの。
お母さんの分も買ってあげるからね。
一緒に乗ろうね」
覚悟を決めた心が
揺るぎ、ぷう助の声を
跳ね返そうとした。
もう決めたのだから、
ためらうことを
いうなと反発するように。
揺るぎ、ぷう助の声を
跳ね返そうとした。
もう決めたのだから、
ためらうことを
いうなと反発するように。
遠くから、ぷう助の好きな
バスが見えてきた。
ここでためらったら、
さっきの踏切のように
また歩き続ける。
バスが見えてきた。
ここでためらったら、
さっきの踏切のように
また歩き続ける。
これが最後、もうとぶしかないんだよ、
自分の中の声が強くなる。
自分の中の声が強くなる。
「きたーーー!
今日は2回もみれてうれしいなぁ!」
今日は2回もみれてうれしいなぁ!」
どんどんバスは近づく。
とぶ、となばい、とぶ、いけ!いけっ!!
とぶ、となばい、とぶ、いけ!いけっ!!
バスは、足元の歩道橋の下を
通りすぎた。
かなりスピードをだして
通過したはずなのに、
とても長く感じた。
それでも柵に足を
ひっかけることすらできなかった。
通りすぎた。
かなりスピードをだして
通過したはずなのに、
とても長く感じた。
それでも柵に足を
ひっかけることすらできなかった。
直後に、抱っこしているぷう助を両手で
揺れないよう抑えながら
歩道橋を駆け下りて駅へ走る。
揺れないよう抑えながら
歩道橋を駆け下りて駅へ走る。
コートをきている身体が熱る。
リュックの中のお茶もちゃぽちゃぽ
音をならした。
リュックの中のお茶もちゃぽちゃぽ
音をならした。
駅前についたころには、
走る体力がなくて、息だけをきらす。
走る体力がなくて、息だけをきらす。
そして、ぷう助の好きなバスを探した。
各地へ行く高速バスが
あっちこっちに停車していて、
キャリーバッグをもっている人たちが
行き来している。
各地へ行く高速バスが
あっちこっちに停車していて、
キャリーバッグをもっている人たちが
行き来している。
「あったー!」
先にぷう助が見つけた。
私はそのバス停に再び
走り、バスのトランクの前で
荷物をつむ係をしている人に聞いた。
私はそのバス停に再び
走り、バスのトランクの前で
荷物をつむ係をしている人に聞いた。
「このバスにのるためには
どうしたらいいんですか?」
どうしたらいいんですか?」
すぐ近くの乗車券の売り場をおしえて
くれた。
くれた。
「発車まであと14分だから
いそぎな~」
いそぎな~」
その声を後ろに、再び走る。
売り場の外の電光掲示板を
確認するとまだ席に余裕はあった。
売り場の外の電光掲示板を
確認するとまだ席に余裕はあった。
「こっちだよ~!まにあったね。
荷物はいいの?いってらっしゃい」
荷物はいいの?いってらっしゃい」
バスはすでに白い手袋を
はめて、運転手さんが発車の
準備をしている。
はめて、運転手さんが発車の
準備をしている。
バスへ乗り込み
ぷう助の抱っこ紐を外して
窓側へすわらせた。
ぷう助の抱っこ紐を外して
窓側へすわらせた。
「おかあさんすごいっ!
ありがとう!
でもお金あったの?」
ありがとう!
でもお金あったの?」
「お母さん実は、こっそり
ためたんだ~」
ためたんだ~」
明るく演じた。
コートを脱ぐ前に、バスの扉は
閉まり発車した。
案内してくれた人が、
ぷう助に手を振ってくれている。
コートを脱ぐ前に、バスの扉は
閉まり発車した。
案内してくれた人が、
ぷう助に手を振ってくれている。
暖かい車内で、すぐに
厚着をさせているぷう助と
自分の上着をぬいで落ち着いた
ところで、高速バスの話を
した。
厚着をさせているぷう助と
自分の上着をぬいで落ち着いた
ところで、高速バスの話を
した。
このバスは、次の駅は
とても遠くにあること。
その後は、少しの時間で何ヶ所かに
停車しながら進む。
最後の駅までは、明日の朝まで
かかって、夜もバスで過ごすとになること。
とても遠くにあること。
その後は、少しの時間で何ヶ所かに
停車しながら進む。
最後の駅までは、明日の朝まで
かかって、夜もバスで過ごすとになること。
次の駅で降りたくなったら
おりてもいいし、降りたいっていう
気持になったら早くいうこと。
ぷう助の好きなところで
おりていいと
うこと。
バスは、電車と同じで寝てるお客さんも
いるから、静かにすること。
おりてもいいし、降りたいっていう
気持になったら早くいうこと。
ぷう助の好きなところで
おりていいと
うこと。
バスは、電車と同じで寝てるお客さんも
いるから、静かにすること。
「うん!約束する」
ぷう助は騒ぐことなく
雪が窓については、溶けていく
窓外をニコニコしながら
ずっと眺めていた。
雪が窓については、溶けていく
窓外をニコニコしながら
ずっと眺めていた。
私も、そんなぷう助の後姿と
共に窓を眺め、歩道橋での
ことを思った。
共に窓を眺め、歩道橋での
ことを思った。
私は、すべてにおいて
なすすべがないと思っている。
でも、ぷう助は明日があることに
何の疑いものなく信じていた。
大人になれることも。
何の疑いものなく信じていた。
大人になれることも。
私の心は、間違いなく
あの歩道橋から飛び降りた。
そして死んだ。
あの歩道橋から飛び降りた。
そして死んだ。
だから、もう夫がとか、
母親だから責任がどうとか
一切関係ない。
母親だから責任がどうとか
一切関係ない。
私が、私の好きなようにする。
万引きだって、なんだって
法律なんか関係ない。
万引きだって、なんだって
法律なんか関係ない。
私の自由。
今1番したいことをする。
それは、ぷう助と最高に
楽しくすごすこと。
それは、ぷう助と最高に
楽しくすごすこと。
死んだ者は後先を
考える必要は無い。
考える必要は無い。
もう何もないのだから。
ぷう助と楽しむことができなくなった
果てが
本当の終わり。
果てが
本当の終わり。
バスは高速へあがり、
さらにスピードをあげる。
さらにスピードをあげる。
※名前以外、フェイクをいれていません。
※数年前に離婚裁判を終えて
今は、家族みんなで仲良く暮らしています。
長々と読んでくださり
本当にありがとうございます。
いろいろなお気持ちがあると思います。
酷い母親です。
息子を道連れにしました。
そして、その後も逆切れのように
自由だといい、勝手な思考にはしりました。
この時の出来事と、気持ちは裁判の
書類に記載していないため、貞彦さんに
特定されることがないので、そのまま
書きました。
貞彦さんのことを書き、
自分の悪行を書かないのは
ずるいという思いで、書きました。
私も親として息子に
酷い事をしたのです。
やっぱりわきが好き
言い忘れた
私言葉は大切にしたいって思ってるけどね
ネットで誹謗中傷、虐めってね
いい歳こいて何やってるの?
義理とか人情も礼儀もわきまえられない輩が何言ってる?
構ってちゃん
重病で辛いなら治療して下さいな
以上