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⚡️⚡️散文にして短文。日常話⚡️⚡️

今日の天気 くもり

このBPF4wayNIX仕様のフロントフォークも、

と同じく、

昨年2017の今頃、ニンジャレーサー用に施工したモノですが、

今年、更に車体の軽量化が進み、

ST600並に軽くなったことに合わせて

よりストロークさせやすくしながら適度な張り感にすると共に、

BPFの弱点とも言えるニードル応答性の低さから、

伸び初期でスポンと伸びやすい傾向であったのを

FFOSオリジナルのニードルフローコントロールバルブを採用して、

ニードルの応答性を向上、

伸び減衰の空走感を減少させて、フロント荷重を維持しやすくしました。

 

 

MC GEMMAさまオリジナルのBPF延長キャップで全長を伸ばしています↓

 

今回はMC GEMMAさまのストリート用ニンジャの

デモ車でも使用できるようにダストシール付きにしましたが、

更なる内部仕様の改造によって、ダスト有りでもフリクションを削減しております。

 

また、リアがかなりしっかりする方向になる事との相乗効果で、

加速旋回時にも、

旋回姿勢を維持しやすくフロントの荷重抜けし難くなると共に、

スロットルをワイドオープンするほどに、

フロントの伸び上がり反力と

リアのアンチスクワットモーメントが釣り合い、

前後のタイヤを路面により強く押し付けて、

より高いトラクションと、旋回性能の向上を狙っています。

 

次は、実際に走行して

フロント・リアの張り感のバランスを見て、

フロント伸び側の減衰特性と、

リア圧ダンパー高速域の減衰特性の微妙なマッチングを

造り込んでゆくことで、更なるタイムアップを狙ってゆきます。

 

フロント伸びの効き過ぎや張り感の不足、

リア圧減衰の効き過ぎは、共にフロントを浮かせる原因になるので、

走行しての動的な減衰の出方を見て、塩梅を微調整をしてゆきたいと思います。

 

ほんのちょっとの差で、物凄く良くなったり悪くなったりする重要な勘所です。

 

 

ちなみに、このフォークと同時進行にて

も施工したのですが、

まろやかな作動性と、滑らかな減衰感に於いては

このインナーコーテイング済みの

BPF4wayNIXスーパーハイプリ最新仕様のほうが、

意外なことに、オーリンズFGRT200よりもかなり勝っております♪

 

逆に、FFOSチューンドオーリンズFGRT200はストロング感に優れており、

オーリンズの方がBPFに比べて、

ダンパーピストン径、オリフィス共に小さいことから全体的にカッチリ感のある特性です。

 

但し、オーリンズのダンパーピストンも更に改造して、

オイルフロー特性を造り込みすれば、まだまだ相当にまろやかになるはず。

 

進化させる余地は、オーリンズといえども残っているのです。

 

 

差圧を減らし、ピッチングモーションを生み出しながら、
入力に応じて、必要なときに必要なだけの減衰力を返せるサスペンション造り。

この当社の基本的なコンセプト=FFOS

 

Frequency Flexible Optimized Suspensions
・Frequency 振動の周波数に応じて
・Flexible フレキシブルに、しなやかに
・Optimized 最適化された
・Suspensions サスペンション

周波数の変化に対して、
柔軟にしなやかに作動するサスペンション造りは、何処までも進化してゆくのです。

 

 

知的、ワイルド、ブリリアント

 

 

FactoryFlatout
高島浩史