zzz大好き!いっぱい集めちゃおう!

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zzz ときめきとやすらぎをつなぐ

于達赤三十五名が年跨ぎの警邏(けいら)を終え、兵舎に戻った。

二日の間、皆一睡もしていない。

夜が明ければすぐに朝練だ。

少しでも寝ておこうと横になる者達から離れ、トクマンは鉄瓶を手に中身を口にする。

喉がカラカラだったのだ。

すっごい緊張したぁ〜

くちびる、割れちゃったかな

俺、乾燥に弱いから…

憧れるよなぁ、テジャンのツヤツヤのテカテカ

トクマンが湯飲みを手に顔をしかめている。

新兵を隊に迎えてからしばらく、目を輝かせながらブイブイと先輩風を吹かしていた若い于達赤が、ここ数日どこか上の空だ。

張りきりすぎて疲れが出たのか?

ソルラルが終われば、元との緊迫した情勢に拍車がかかる。

早々に戦が始まる可能性も大いにある。

そうなれば、トルベとトクマンのふたりが先鋒を率いることに。

槍使いは戦い方を知っているが、剣使いの方はチュソクの穴を埋めるには実戦が足りな過ぎる。

チュンソクは、この若い于達赤が心配で仕方なかった。

「どうしたトクマニ、おまえ寝ないのか? 明日が辛いぞ。

おっ白湯か、俺にもくれ」

「はいプジャン! 去年よりずっと空気がピリピリしてて、喉が渇いてしまって…あの」

湯飲みを差し出しながら、すがりつくような目を向けてくる。

「なんだ、言ってみろ! 俺でわかることならいくらでも答えてやる」

于達赤プジャンはそういって胸を張ったが…

「武士たるもの(しとね)では、利き腕とは反対側に女人を置くって…どういうことなんでしょう?」

含んだばかりの液体を、ブブッと吹き出してしまった。

「しと、褥っておまえ…」

よもやまさか、よりにもよってトクマンの口から ”褥” という言葉が出てくるとは…

チュンソクは顎が落ちるほど驚いて、湯飲みの中身をゴクゴクと飲む。

おおい! これ、焼酎じゃないか

「プジャンならぁ、おわかりかと…」

「そ、そりゃあ…よくいうだろうが。利き手は攻撃の腕、もう一方は防御の腕だ」

「…それぇ、剣術の基本ですから」

上目遣いで乾いた唇を尖らせる。

「なぜぇ褥では、ヒック…利き手とは反対なのか、全然、わかりましぇんっ」

旨くまわらない呂律がもどかしいのか、しきりと唇に触れながらくだを巻く。

「トクマニ、今日のところはもう休め」

「俺え、右利きすっ!」

長い左腕をチュンソクの首に伸ばすと…

「プジャンはぁ、于達赤にとってぇ大切な人だから、左側でふ…(-_-)゚zzz…」

まったく、子供みたいな奴だな

此奴が于達赤になって、もう八年も経つのか…ひどく唇が荒れてたが

気になってトクマンの方を向くと…

…んんん、動かんぞ

右腕が身体の下敷きになっているのだから、動かないもの至極当然。無理矢理右腕を引き抜いても、まるで女子(おなご)のように腕を縮めることしか出来ない有様。

利き腕とは反対側に女人を置くって…

トルベだな…

まったくいらぬことを吹き込みおって

しかし、当たってるよ

男のこっち側ってのは、いろいろと差し障りがある…多分…だが

☆☆☆

翌朝のこと、医仙さまからの贈り物を真ん中に置き、于達赤たちが賑わいを見せている。

「これを唇に?」

「トクマン、ビッキビキだったろ?」

「ああ、ぱっくり割れてしゃべるのも辛そうだったよな」

「見るに見かねてプジャンがテジャンに相談されたんだよな」

「俺、それ傍で聞いてた」

「テマン、相変わらず旨いところ持ってくなー。で? テジャンはなんて言った?」

「医仙さまが作った、薬があるって。目、少し泳いでた」

「その結果が、いい匂いのするこれになってったわけか…」

唇に直に塗る薬は、少し大きめの器から匙を使って各自が取り分けるシステム。

まずはトルベだ。持参した小さな容器に中身を詰められるだけ詰め、試しに塗ってみる。

「どうだ?」

「おっ! なんだかスーッとして…潤ってきたぜ」

「ようし、俺も!」「ちゃんと人数割りしてくれよ」「わかってる、任せろ!」

同じものが武女子達にも届けられたという。

美しい入れ物に小分けにされた二つは、王妃とチェ尚宮用である。

直接手渡したい、というウンスの切なる願いを聞き入れ、チェ・ヨン自らが護衛につくことに。

「すっかり唇が潤うた。医仙、これは何というものじゃ?」

「リップバームって呼んでます。リップは唇のことで、バームはこっちで言うところの軟膏かしら。気に入っていただけてよかった。ワンビママ、実はですね…ゴニョゴニョゴニョ」

その内緒話に、王妃の青白い頬がサーッと朱に染まり、まあ、と目を丸くする。

「医仙、それを妾がか?」

「はい。ワンビママにしかできないことですもの」

「あいわかった。それこそが其方の媚薬なのじゃな」

王妃は、于達赤テジャンの口元をチラリと見やって、何事かを含んだように笑みを浮かべた。

☆☆☆

”テジャンの唇、やはりあれは医仙さまの媚薬らしい”

まことしやかな噂が宮中を駆け巡ったのは、その日の夕刻のこと。

確かに軟膏はよく効いた。瀕死状態だったトクマンの唇も回復中である。

だが…

「テジャンと比べちまうと、どっか違うよな」

「確かに、ああまでつやつやぷるぷるにはならないもんな」

「なあ、量
が足りぬとか?」

「あるいは、塗り方が異なるとか?」

それそれ、それだよ、とトルベはほくそ笑む。

医仙さまは、ご自分の唇から軟膏を移して差し上げてるんだ

テジャンだけが受けられる、塗っただけでは到底得られない、それはまさしく医仙さまの媚薬。

☆☆☆

その夜、坤成殿では…

「ほう、これが医仙の」

「はい、天界ではリップバームと言うそうで、唇によく馴染みます」

「そうか…しかし、余には届いておらぬぞ むかっ

「チョナ、チョナの唇は…妾がこうしてお守りいたします」 キスマーク

このリップバームは唇を温めてから塗るとさらに効果が高まるんです

ですからワンビママ、これを塗って、朝と夜、イングムニムにしっかりと口づけてください

終わり

  

*工作順利:ひたすら剣が上手くなりますように

*人和年豊:平和で豊かな実りの年を願って

東成西就:あちこちでラバーズ成就を

*瑞祥新春:新しき春を愛で喜びを共に

永寿嘉福:永く続くよき幸いをことほぐ

さてさて、新春はんこシリーズ(?)第二弾、はたしてどれが誰でしょう?

*の部分をお直ししました ❤︎

ひらめき電球ウダルチーズ×三名と彼のカップルひと組です

そうだ!一回目のチェ・ヨンのところお直ししなくちゃ 💦

zzzのことならなんでも情報局

30分くらい
寝よ。
夜の部、
心身共に
ガッツリくるので、
蓄えます。
ZZZ

zzz モンスーンが夏のビジネスを救う。

于達赤三十五名が年跨ぎの警邏(けいら)を終え、兵舎に戻った。

二日の間、皆一睡もしていない。

夜が明ければすぐに朝練だ。

少しでも寝ておこうと横になる者達から離れ、トクマンは鉄瓶を手に中身を口にする。

喉がカラカラだったのだ。

すっごい緊張したぁ〜

くちびる、割れちゃったかな

俺、乾燥に弱いから…

憧れるよなぁ、テジャンのツヤツヤのテカテカ

トクマンが湯飲みを手に顔をしかめている。

新兵を隊に迎えてからしばらく、目を輝かせながらブイブイと先輩風を吹かしていた若い于達赤が、ここ数日どこか上の空だ。

張りきりすぎて疲れが出たのか?

ソルラルが終われば、元との緊迫した情勢に拍車がかかる。

早々に戦が始まる可能性も大いにある。

そうなれば、トルベとトクマンのふたりが先鋒を率いることに。

槍使いは戦い方を知っているが、剣使いの方はチュソクの穴を埋めるには実戦が足りな過ぎる。

チュンソクは、この若い于達赤が心配で仕方なかった。

「どうしたトクマニ、おまえ寝ないのか? 明日が辛いぞ。

おっ白湯か、俺にもくれ」

「はいプジャン! 去年よりずっと空気がピリピリしてて、喉が渇いてしまって…あの」

湯飲みを差し出しながら、すがりつくような目を向けてくる。

「なんだ、言ってみろ! 俺でわかることならいくらでも答えてやる」

于達赤プジャンはそういって胸を張ったが…

「武士たるもの(しとね)では、利き腕とは反対側に女人を置くって…どういうことなんでしょう?」

含んだばかりの液体を、ブブッと吹き出してしまった。

「しと、褥っておまえ…」

よもやまさか、よりにもよってトクマンの口から ”褥” という言葉が出てくるとは…

チュンソクは顎が落ちるほど驚いて、湯飲みの中身をゴクゴクと飲む。

おおい! これ、焼酎じゃないか

「プジャンならぁ、おわかりかと…」

「そ、そりゃあ…よくいうだろうが。利き手は攻撃の腕、もう一方は防御の腕だ」

「…それぇ、剣術の基本ですから」

上目遣いで乾いた唇を尖らせる。

「なぜぇ褥では、ヒック…利き手とは反対なのか、全然、わかりましぇんっ」

旨くまわらない呂律がもどかしいのか、しきりと唇に触れながらくだを巻く。

「トクマニ、今日のところはもう休め」

「俺え、右利きすっ!」

長い左腕をチュンソクの首に伸ばすと…

「プジャンはぁ、于達赤にとってぇ大切な人だから、左側でふ…(-_-)゚zzz…」

まったく、子供みたいな奴だな

此奴が于達赤になって、もう八年も経つのか…ひどく唇が荒れてたが

気になってトクマンの方を向くと…

…んんん、動かんぞ

右腕が身体の下敷きになっているのだから、動かないもの至極当然。無理矢理右腕を引き抜いても、まるで女子(おなご)のように腕を縮めることしか出来ない有様。

利き腕とは反対側に女人を置くって…

トルベだな…

まったくいらぬことを吹き込みおって

しかし、当たってるよ

男のこっち側ってのは、いろいろと差し障りがある…多分…だが

☆☆☆

翌朝のこと、医仙さまからの贈り物を真ん中に置き、于達赤たちが賑わいを見せている。

「これを唇に?」

「トクマン、ビッキビキだったろ?」

「ああ、ぱっくり割れてしゃべるのも辛そうだったよな」

「見るに見かねてプジャンがテジャンに相談されたんだよな」

「俺、それ傍で聞いてた」

「テマン、相変わらず旨いところ持ってくなー。で? テジャンはなんて言った?」

「医仙さまが作った、薬があるって。目、少し泳いでた」

「その結果が、いい匂いのするこれになってったわけか…」

唇に直に塗る薬は、少し大きめの器から匙を使って各自が取り分けるシステム。

まずはトルベだ。持参した小さな容器に中身を詰められるだけ詰め、試しに塗ってみる。

「どうだ?」

「おっ! なんだかスーッとして…潤ってきたぜ」

「ようし、俺も!」「ちゃんと人数割りしてくれよ」「わかってる、任せろ!」

同じものが武女子達にも届けられたという。

美しい入れ物に小分けにされた二つは、王妃とチェ尚宮用である。

直接手渡したい、というウンスの切なる願いを聞き入れ、チェ・ヨン自らが護衛につくことに。

「すっかり唇が潤うた。医仙、これは何というものじゃ?」

「リップバームって呼んでます。リップは唇のことで、バームはこっちで言うところの軟膏かしら。気に入っていただけてよかった。ワンビママ、実はですね…ゴニョゴニョゴニョ」

その内緒話に、王妃の青白い頬がサーッと朱に染まり、まあ、と目を丸くする。

「医仙、それを妾がか?」

「はい。ワンビママにしかできないことですもの」

「あいわかった。それこそが其方の媚薬なのじゃな」

王妃は、于達赤テジャンの口元をチラリと見やって、何事かを含んだように笑みを浮かべた。

☆☆☆

”テジャンの唇、やはりあれは医仙さまの媚薬らしい”

まことしやかな噂が宮中を駆け巡ったのは、その日の夕刻のこと。

確かに軟膏はよく効いた。瀕死状態だったトクマンの唇も回復中である。

だが…

「テジャンと比べちまうと、どっか違うよな」

「確かに、ああまでつやつやぷるぷるにはならないもんな」

「なあ、量
が足りぬとか?」

「あるいは、塗り方が異なるとか?」

それそれ、それだよ、とトルベはほくそ笑む。

医仙さまは、ご自分の唇から軟膏を移して差し上げてるんだ

テジャンだけが受けられる、塗っただけでは到底得られない、それはまさしく医仙さまの媚薬。

☆☆☆

その夜、坤成殿では…

「ほう、これが医仙の」

「はい、天界ではリップバームと言うそうで、唇によく馴染みます」

「そうか…しかし、余には届いておらぬぞ むかっ

「チョナ、チョナの唇は…妾がこうしてお守りいたします」 キスマーク

このリップバームは唇を温めてから塗るとさらに効果が高まるんです

ですからワンビママ、これを塗って、朝と夜、イングムニムにしっかりと口づけてください

終わり

  

*工作順利:ひたすら剣が上手くなりますように

*人和年豊:平和で豊かな実りの年を願って

東成西就:あちこちでラバーズ成就を

*瑞祥新春:新しき春を愛で喜びを共に

永寿嘉福:永く続くよき幸いをことほぐ

さてさて、新春はんこシリーズ(?)第二弾、はたしてどれが誰でしょう?

*の部分をお直ししました ❤︎

ひらめき電球ウダルチーズ×三名と彼のカップルひと組です

そうだ!一回目のチェ・ヨンのところお直ししなくちゃ 💦


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@Zzz___luc_ull 了解よー!俺もそんぐらいに入ろう
@goroneko_zzz ニヤッ(⃔ *`꒳´ * )⃕↝
わぁい、いたずらしに行きますね୧⍢⃝୨
くろねこ工務店にお任せをwww!
@sirasawa_mutuki www無理か……でも参ったはいわない(๑•̀ㅂ•́)و✧(催眠術)…………Zzz
RT @premiumgold3614: みなさんこんばんわ😪

(*ρω-*)ネムネムzzz……
(*ρω-*)ネムネムzzz……
(*ρω-*)ネムネムzzz……

(*´ УД`。)ファ~

仕事しま~す(((((*´・ω・)トコトコ

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